1~2年次は基礎となる数学と物理学が中心。3年次からは神山天文台の望遠鏡を用いた観測実習などの専門科目が増えます。観測や分析はもちろん、モノづくりにも挑戦します。観測に必要な機械の開発を行い、CADなどの機器を使った設計や手作業でレンズの研磨をして0.1mm単位の精度で調整する作業にも取り組んでいます。
この学科では太陽系の起源についての専門家である河北教授をはじめ、JAXAなどのミッションに参加して最先端の研究に携わっている先生方が揃っています。私もそんな先生方の指導のもと、天体の誕生の過程や経過についての研究に取り組みたいと考えています。卒業後も研究者として、ずっと宇宙物理学に携わりたいです。
中学の時に宇宙初期の大爆発ビックバンについてのコラムを読み、高校生の時には天文学を学べる大学を志望。国内私立大学最大の望遠鏡がキャンパス内にあることに大きな魅力を感じたのが、この大学を選ぶ決め手に。
この大学で学べば授業で週に1度は天文台で実習できます。神山天文台サポートチームに所属すれば、観望会などのイベントで大型望遠鏡の解説や操作もできます。天体観測が好きな人には最高の環境だと思います。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1限目 | 統計力学B | 日本美術入門 | 宇宙論 | |||
2限目 | 惑星気象学 | 惑星・恒星・銀河誕生の物理学 | 微分積分学D | ブラックホール天文学 | 素粒子・原子核物理学 | |
3限目 | 代数学・幾何学IIY | 量子力学C | 光学 | |||
4限目 | 宇宙物理学特別演習 | 量子力学演習II | 宇宙物理・気象学PBL演習B | |||
5限目 | ||||||
6限目 |
「宇宙物理学特別演習」は3人の先生のリレー講義。古典力学の論文の輪読、機械学習、観測データの解析を1つの講義で学べます。現在は民間の国際寮に住んでいて、留学生との日常的な交流も楽しんでいます。