トレーニングメニューの作成やサポートをはじめ、私自身の競技経験を活かして「球技」に特化したパーソナルトレーニング、ジムの店舗運営や物販の商品管理などを担当しています。ゴールドジムに入会されるお客様の目的は「理想の身体の実現」をはじめ「競技での活躍」「リハビリを兼ねた筋力トレーニング」などさまざまですが、それらの目的と身体の状態を見極めながら適切で簡潔なアドバイス・運動補助を行うことが基本となります。この仕事の魅力は、なんといってもお客様の自己実現に伴走できること。また私自身も会社の硬式野球チームでの活動やボディビルコンテストへの挑戦を通して成長し続けられる環境であることにも喜びを感じています。
大学までは選手として野球に力を注いでいました。卒業を前に進路について考えた時、自身のこれまでを振り返ることで「競技者である私を支えてくれた人たち」の存在をとても大きく感じたことが今につながっています。特に、部活の専属トレーナーには身体の使い方やケアの方法、栄養面など、とても多くの知識を与えていただきました。そうした方たちのおかげでパフォーマンスを発揮することができていたのだと気づいた時、私自身もまた誰かの自己実現の助けになりたいと感じたのです。道が定まれば、あとは「とにかくやってみる」。企業説明会で人事の方と積極的にコミュニケーションをとり、遠方の会社でも構わずどんどん入社試験に挑戦しました。
運動生理学や解剖生理学など、スポーツや身体に関する知識を身につけるとともに、競技におけるトレーニング技術、それらを指導するためのコミュニケーション能力などを幅広く修得できる環境であることにも魅力を感じ、この大学に入学しました。また、経営に関するカリキュラムも編成されており、スポーツビジネスをはじめ経営学的な知識を併せ持つことができたのは、現在の仕事や将来のキャリアプランにおいても非常に有益だったと思います。社内研修制度でも同様の内容を学ぶ機会がありますが、大学時代に学んでいたからこそさらに理解を深めることができていますし、お客様に還元することができています。
株式会社THINKフィットネス勤務/経済学部ビジネス戦略学科スポーツマネジメントコース(在学当時の学部学科名称) 卒/2021年9月卒/野球を続けられる環境と、スポーツ指導者となるための資格取得に特化した学びに惹かれ大学へ進学したという岡本さん。今後の目標は、まずジム内のトレーナーランクを上げ現在務める店舗の責任者となること。その後は経営に携わる立場として運営管理を学び、専門のパーソナルトレーナーとして独立したいと考えているそう。「最終目標は地元の宮崎県で自身のジムを立ち上げることです。そのためにも日々進化するトレーニング理論や指導方法など、継続した学びが欠かせません」と語ってくれました。