ホテルニューオータニ大阪に入社して2年目。海外からシェフを招くフェアなど、本場の技術を学ぶ機会が多いことに満足しています。このホテルを就職先に選んだ理由は、学生時代に忘れられない体験をしたから。最上階のフランス料理「SAKURA」で食べた鴨料理が絶品で「こんな料理を作りたい!」と強く思ったのです。現在はオールデイダイニング「SATSUKI」に配属され、朝食やランチの仕込みなどを担当しています。ビュッフェメニューにスズキを使ったポワレを考案。ブルーテソースが味の決め手なんですが、お客様に好評でモチベーションが上がっています!この調子で調理技術を高め続け、将来は世界中の人々に愛される料理を作りたいですね。
高校3年生の時、自分の好きなことは何かを考えて、たどり着いたのが調理師でした。もともと料理が好きで、中学時代にはフレンチの魅力にのめりこみましたね。とは言え、高3の前半までは大学進学を目指し、先生にも国公立が狙えると言われていたので、両親はビックリ。しかし、好きなことを学びたい気持ちは固く、学費を自分で出すことも説得材料にして調理の道へ進みました。学びの場としては、調理実習に力を入れているDAICHOを選択。学内外のイベントが多いことも魅力で、私は積極的に参加しました。フレンチのコース料理を作るコンテストでは準優勝を獲得。嬉しさより悔しさの方が大きく、もっと頑張ろうという意欲につながりました。
進学について悩んだら、まずは本気で好きなことを見つけること。そして、その本気に応えてくれる学校を選ぶことが大切です。私はDAICHOを選んだのですが、最大の魅力は「毎日つくる実習がある」こと。見たり聞いたりしてアタマで覚えるより、実際に作ってカラダで覚える方が良いと思ったんです。この判断は大正解で、授業のたびに上達している実感がありました。ある先生は学生に対しても一人前の料理人として接してくれて、おかげで就職先でもすんなり現場に溶け込めました。学費についても、しっかりチェックするようオススメします。どこも同じだと思うと大間違い。DAICHOは比較的学費が安く、サポート制度も充実しています。
ホテルニューオータニ大阪 勤務/調理総合本科 卒/2021年卒/幼い頃からオムライスが大好きなSさん。お店で食べるオムライスより、母親の手作りの方が断然おいしいとか。小学生時代、その理由がある具材にあると気づくと、それを入れるとなぜおいしくなるのかが気になり、自分でもいろいろ作るうちに、気づけば料理が好きになっていたという。「DAICHOをひとことで言うと、頑張る学生をとことん応援する学校。私は毎日のように放課後も残ってオムレツづくりを頑張っていたのですが、それが評価されて、学内イベントでもオムレツを作ることに。卵を巻く係で、一日で約200個は仕上げましたね。大変でしたが、確かな自信につながりました」。