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飲食業界は競争が厳しい世界ですが、好景気・不景気にかかわらず何十年も営業を続けている老舗バーはたくさんあります。お酒を楽しむ文化が廃れることは考えにくいですし、顧客に愛される良質なバーであれば、長く続けていくことができる仕事です。また、日本のバーテンダーの確かな技術は世界的にも高く評価されており、アジアを中心に海外で活躍するチャンスも広がっています。そのほか、これからは女性バーテンダーへのニーズもさらに高まっていくとみられています。
海外で活躍するチャンスが拡大
お酒は世界に共通する文化です。そのため、日本で身につけたバーテンダーとしての知識や技術は海外でも十分に通用します。勤勉な日本人バーテンダーは総じて技術力が高く、海外でも高く評価されているそうです。近年ではアジア圏でのニーズが高まり、中国をはじめ、東南アジアで活躍する日本人も増加。今後、東南アジアの経済発展が進めば、さらに活躍の場が広がるでしょう。「語学力が必要なのでは?」と気になる人も多いでしょうが、お酒やサービスに関係する基本的な言葉さえわかっていれば、最低限のコミュニケーションはできるそうです。毎日お客さまと会話をするうちに、1年もすれば、ある程度は話せるようになる人が多いとのこと。それほど不安に感じる必要はなさそうです。
女性バーテンダーも増えている
かつては男性中心の世界でしたが、最近は女性のバーテンダーも増えてきています。なかには女性バーテンダーだけで運営しているバーも。女性バーテンダーがいることで、女性の一人客でも入りやすい雰囲気が生まれるといったメリットもあり、今後もそのニーズは高まっていくと考えられます。
浅倉淳※2025年10月更新
バーテンダー。高校卒業後、飲食業に35年従事。世界最大規模の大会、WCC世界カクテルコンペティションで3位入賞。現在、店舗経営をしながら、一般社団法人日本バーテンダー協会の理事としてセミナー講師、協会運営、飲料メーカーの商品開発を行っている。
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