1~3年次は、国家試験に向けて知識を身につける土台作りの期間。4年次からは、その知識を踏まえた上での事前実習がスタートしています。5年次の実務実習に向けて軟膏の作り方や調剤の方法、服薬指導などを学び、目指すべき姿が明確になってきました。今は患者さんへの対応といった、実践的な実習が中心になっています。
これからの薬剤師は、調剤室にこもって薬を調剤することよりも、患者さんと対話をする場面が増えると言われているため、今は「薬学教育推進研究室」で服薬指導時のコミュニケーションの重要性について研究中です。将来的には、会話をする中で患者さん一人ひとりの不安感を取り除けるような薬剤師になりたいと考えています。
薬を通して社会に貢献できる仕事に魅力を感じました。また、自宅から通えるという点も選んだ理由の1つです。
この大学では、他大学と連携した多職種連携教育が行われます。医学部、薬学部、看護学部の学生が一堂に介して治療法をディスカッションすることで「チーム医療」が身き、自信やモチベーションにも繋がっていきます。