「キレイにしてもらえてうれしい!」という気持ちは、どのお客様にも味わっていただきたいですし、スタイリストとして、お客様の悩みに添ったご提案ができるように心掛けています。お客様の悩みを解決できて、こうなりたいという理想に寄り添い、願いを叶えてあげられる美容師になれるようがんばる毎日です。そのため常に探究心を持ち続けることや、技術の見直しには特に力を入れています。ディレクターという立場になり、後輩も増えてきた中で、目標にしてもらえるような先輩になりたいと考えるようになりました。そのためには結果も必要だと思うので、毎年コンテストに挑戦しています。
小さいころから美容に興味がありました。温めたら髪の色が変わったり、カールする人形が好きだったことや、七五三で初めて美容院でセットをしてもらい、着付もメイクもしてもらったときに、「こんなに可愛くなるんだ!」と思ったり。それからは、リップだけ塗りに美容院に行かせてもらったりしました。そういう経験があって、「こんなに人を喜ばせることができる仕事ってすごいな」と思い、自分もそんな風に人を喜ばせたくて美容師をめざすようになりました。KOZUに進学したのは、嫌なことや苦手なことから逃げる性格だった自分を鍛えられる学校だと思ったからです。
KOZUを卒業してから思ったことは、実際には厳しい学校というよりは、自分のめざすゴールまで全員ががんばれる学校というイメージです。みんな意識が高くて、こういう美容師になりたいという強い想いを持っている人が多かったんです。周りの仲間がそうだったので、私自身もすごく影響された部分があります。そのおかげで卒業までがんばれたと思っています。ワインディングの全国大会に向けて朝から晩までレッスンしていた日々は、今となってはかけがえのない経験だったと思います。つきっきりで指導してくださった先生には本当に感謝しています。
igrek 勤務/美容科/2014年3月卒/igrekでスタイリストとして活躍中の野田さん。お客様一人ひとりに合わせたスタイルを提案できるよう新たな知識や技術の習得にも日々取り組んでいる。「キレイにしてもらえてうれしいという気持ちを私に関わるすべての人に提供したいです」と話してくれました。高津理容美容専門学校では、先生だけでなく先輩方の高い技術にも驚いたという。「自分のことだけでも大変なはずなのに、後輩である自分の練習も見てくれました。指導してもらったことは自分の大きな糧になっています」。自らも後輩の目標となるべくコンテストに参加するなど成長する日々を送っている。