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- 篠原 瑞希さん(カフェ学部/バリスタ)
先輩の仕事紹介
一日の始まりに、仕事の息抜きに。お客様の生活の一部となるコーヒーを提供するのが私の喜び
この仕事や研究の魅力・やりがい
勤務先の「カフェボニーニ」はフィレンツェ発祥のコーヒーチェーン。エスプレッソやカプチーノなどの本格イタリアンコーヒーのほかに、軽食やスイーツも提供しています。コーヒーを淹れるのはもちろん、レジや接客などのサービスを行うのもバリスタの仕事。私にとって、コーヒーを作り提供するまでの一連の流れを、すべて自分でできることが働く魅力となっています。お客様はご近所の方や会社員、ノマドワーカーなど幅広く、毎日のように通ってくださる方も。カウンターのこちら側からお客様がくつろぐ様子を見ていると、私の淹れたコーヒーがお客様の生活に溶け込んでいるように感じられて、バリスタをしていて本当によかったなと思う瞬間です。
学校で学んだこと・学生時代
在学中の一番の思い出は、「バリスタチャンピオンシップ」で優勝したこと。東京・大阪それぞれの校舎で学内No.1のバリスタを決め、その後各校舎の優勝者がバンタンNo.1を賭けて戦うこのコンテストは、講師にJBAの認定バリスタを迎え入れ、雑誌の取材なども入る本格的なもの。競技内容は、ドリップやエスプレッソなど抽出の仕方を変えて数種類のコーヒーを淹れ、味の審査を受けるというもので、時間制限があるため慌てる瞬間もありましたが、これまでの練習の成果を発揮できるように、一つ一つの作業を丁寧に・正確に行うよう心がけました。東京校の予選を勝ち抜き、さらに大阪校の大会で優勝することができて、とても嬉しかったです！
決勝までの約3ヵ月間は毎日のように練習していました。本番で実力を発揮できるようにがんばりました！
分野選びの視点・アドバイス
バンタンでは、1年次にドリンク・製菓・調理を幅広く学んでから、2年次にバリスタの技術を専門的に学びました。ほかにも、身の回りを綺麗に片付けながら作業を行うといった、食品を扱う業界で一番大切な衛生管理の知識と所作が、普段の授業を通してしっかりと身につけられました。それに、現役のバリスタが講師であることも、バンタンで学んでよかったと思うポイント。業界の最新のトレンドや現場で求められることなど、独学ではわからないリアルな知識を得られます。私の場合、オープンキャンパスの体験レッスンで、人生の師といえるほど尊敬しているバリスタの篠崎好治先生に出会えたことが、バンタンを選んだ決め手となりました。
ミルクピッチャーを揺らしてラテアートを描く「フリーポア」の技術も、バンタンで学びました
篠原 瑞希さん
CAFFE BONINI（カフェボニーニ） 恵比寿店 勤務/カフェ学部 卒/2019年卒/バンタン卒業後は、ワーキングホリデー先のカナダで半年間ほどバリスタとして働いていた篠原さん。その後、イタリアの老舗カフェが日本に出店するに伴い帰国してオープニングスタッフに。2021年3月よりカフェボニーニ勤務。「職場ではバリスタは私一人なので、アルバイトの大学生たちに美味しいコーヒーの淹れ方を指導するのも業務の一部。そのため、今後はインストラクターの資格も取得したいと考えています」と篠原さん。日本バリスタ協会(JBA)主催のイベント「バリスタグランプリ2021」で準優勝を獲得したりと、プロのバリスタになった今も腕を磨き続けている。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。
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