子どもたちの成長を見守りサポートできることに、魅力とやりがいを感じています。大切にしているのは、子どもたちの健康と安全を最優先に考えながら、一人ひとりに寄り添った接し方をすること。常に「できていることを褒める」を心がけています。この仕事には多くの感動があります。「一緒に遊ぼう」と声をかけていたら、お友だちと遊ぶ楽しさを感じてくれたのだと嬉しくなり、そこに相手の名前も入るとより嬉しさが増します。運動会や発表会で入園当初に泣いていた子が明るく頑張る姿を見ると、私が泣きそうになったり、毎日感動の場面に出合えるんです。これからも保護者の方と信頼関係を築きながら、子どもたちと向き合っていきたいです。
小学校3年生のころに将来の夢を考える機会があり、母が保育園時代の私が年少の子と遊んだり世話をしていた姿を覚えていて、保育の仕事が向いているんじゃないかと薦めてくれて興味を持ちました。自分でも小さい子の面倒を見るのが好きだと感じ、高校では保育を学び進む道が明確になりました。本校を選んだのは、カリキュラムが充実していたことと、学校の明るい雰囲気に魅かれたから。オープンキャンパスで関連の保育園が5つあると知り、実践的な経験が積めると思いましたし、話した先生方の印象がよく、相談しやすそうな方ばかりでした。保育の仕事に就くために、成長できる環境が整っていると感じたのは、入学の決め手として大きかったです。
学生時代は友だちとの絆が楽しさの源でした。同じ夢を追いかける仲間が近くにいることが、目標への励みになりました。また「情報」の授業では、苦手だったWordやExcelも先生が親身に教えてくださり、克服できたことが良い思い出です。そのおかげで今も、放課後の事務作業がスムーズにできています。実習も豊富で、私は実習先がこの幼稚園でした。先輩先生たちが子どもたちと一緒に遊ぶ姿勢や、幼稚園全体のメリハリのある保育に感銘を受け、「ここで一緒に働きたい」と思っていたところ、幼稚園からもお声がかかり、スムーズに就職できました。
杉戸白百合幼稚園 勤務/幼児保育学科/2022年卒/埼玉県立誠和福祉高等学校出身。埼玉東萌短期大学に進学した理由を聞いたところ、「一人ひとりに担当の先生がつくなど、実習サポートが充実している」「公務員の保育士に向けた公務員試験対策が行われている」「オープンキャンパスで、先生と学生の距離が近くてコミュニケーションがとりやすい環境だと感じた」と答えて下さいました。現在は地域で人気の幼稚園で3歳児クラスを担当。趣味は音楽を聴くことで、特に通勤の車の中で邦ロックを聴いて気分を盛り上げているそう。休日は映画やお買い物を楽しむなど、プライベートも充実しておられます。