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海上保安官の仕事は海の治安維持であり、犯罪を許さない正義感をもっていることが大前提です。
そのうえで、捜索救助をはじめとする海上業務が基本となるために、何よりもまず体力が要求されます。採用試験で体力測定が行われていることからもわかるように、日頃から運動やトレーニングをする必要があるでしょう。加えて、人命にかかわる仕事でもあるため、精神力も必要です。さらに、個人よりもチームでする仕事が多いことから、周りとうまく協力できる能力も重要になります。
体力と精神力
海上の治安維持を行う海上保安官は、犯罪に対する正義感や救難救助によって世の中に貢献したいという思いも大切ですが、業務を行ううえでは、何よりもハードな現場での仕事に耐えることのできる体力と、人命を左右してしまう仕事であることに動揺せず冷静に行動できる精神力が求められます。
海の安全を守る仕事は、常に動き続けていなければなりません。これらの能力を養うためには、海上保安大学校や海上保安学校での厳しい訓練を乗り越えることはもちろん、日頃から心身を鍛える意識が必要になるでしょう。
同僚などとの協調性も問われる
海上保安官は、捜索救助や災害対応などをはじめとして危機的な状況を解決していかなければなりません。人命にかかわることも珍しくなく、責任感も強く求められます。それと同時に、こうした困難な問題を解決するためにはチームや他部署などと連携して仕事にあたることが多いため、協調性があることも重要です。仕事を達成するためには、広い視野で物事をとらえ、周りと協力して職務をまっとうできる人がふさわしいでしょう。
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公務員公安系コース 海上保安官コース

海上保安官コース(2・1年制)

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