芸能マネージャーの楽しいことと大変なこと【スタディサプリ進路】

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専修学校／大阪
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「芸能マネージャー」と聞くと、芸能人に会えたりテレビ局など華やかな場所で働けたりするので、あこがれの仕事というイメージをもつ人も多いかもしれません。しかし、画面の向こうの芸能人たちも一人の人間です。活躍する芸能人を支えるマネージャーの「楽しいこと」と「大変なこと」について、ある芸能マネージャーの場合を聞きました。

芸能界はタレントも裏方も個性的。多くの人と知り合える

タレントはもちろん、それを支えるテレビ局員や制作会社のスタッフ、ヘアメイクやスタイリスト、広告代理店の社員…。芸能界で働く人は、みんな良い意味で個性的でおもしろい人たちばかりです。私自身は平凡なサラリーマンですが、そういったおもしろい人の話を聞くのが大好きです。毎日が刺激的で、彼らと共に働くことができるマネージャーの仕事にやりがいを感じています。
なかにはプロ意識が高く“気難しい”と言われているようなタレントとも向き合う必要がありますし、時には理不尽な思いをすることもあるので、つらくて辞めてしまうマネージャーもたくさんいます。
一人ひとりに合わせた細やかな気配りが求められますが、私の場合は、そういったタレントとも地道に信頼関係を築いていくことにやりがいを感じています。タレントからの信頼を得られると、会社からも重宝されます。

休みや勤務時間が不規則で大変な一面も

芸能界では、土日や年末年始であっても仕事が入ることもあります。タレントは多忙な毎日を過ごしていますし、マネージャーも同じく忙しい仕事です。といっても、人気タレントのマネージャーはチーム制で働いています。例えば、私が担当しているお笑い芸人の場合、テレビの撮影に立ち会う現場マネージャー、仕事全体を把握してプロモーションの方向性を決める人など、大まかに業務を分担しています。数人で仕事を分担するので、交代して休みをとっています。
昔からマスコミ業界の慣習として、朝も夜も関係なく長時間働くイメージもありますが、私も、タレントや取引先から仕事で必要とされるとうれしいので、つい時間を忘れて仕事に没頭してしまうことがよくあります。しかし、働き方改革の浸透により、ここ数年で業界全体の労働環境が改善されて、メリハリをつけて効率良く仕事をするような流れになっています。
勤務時間や休日が不規則になってしまうこともありますが、芸能マネージャーは自分で効率良くスケジュールを組むことができる職業です。休むときはしっかり休んで、普段の業務のパフォーマンスを上げることも大切です。

取材協力

道城憲一

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