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作詞家になるには、レコード会社や音楽出版社、作家事務所などが開催するオーディションに応募して合格する。アーティストなどの新曲を決める際に楽曲を公募するコンペティションに勝ち抜く、デモ音源をレコード会社や音楽出版社などに送ったり持ち込んだりする、といった方法があります。最近は、オンラインの動画サイトやSNSに作品を投稿して話題を集めるといった手法も使われているようです。
オーディションに応募する
作詞家になる方法のひとつにオーディションがあります。
レコード会社や音楽出版社、作家事務所などが開催するもので、開催要項は主にウェブサイトに掲載されます。参加方法は、単に作詞して送るというものは少なく、数曲のデモ音源(楽曲を仮で録音したもの)を求められるケースが多くなっています。作詞に加えて、作曲・編曲・歌入れを自力でできれば問題ありませんが、そうでない場合は、作・編曲者や歌手志望の人などと共作する必要があります。
コンペに応募する
コンペティション(コンペ)に参加する方法もあります。コンペは、歌い手となるアーティストの新曲を決める際に楽曲を公募し、多数の応募の中からレコード会社や音楽事務所がセレクトする方法です。コンペで選出されなかったとしても、歌詞の内容がよければ、音楽ディレクターの目にとまることもあります。落選したからといってあきらめず、根気よくコンペに参加し続けることも大切です。
レコード会社などに作品を売り込む
自分で作った作品を売り込んで作詞家を目指す方法もあります。かつては有名作詞家に弟子入りして修業を積む人もいましたが、現在はデモ音源をレコード会社や音楽出版社などに送ったり持ち込んだりするのが主流のようです。音楽ディレクターの元には数多くの作品が届きますが、その中から才能を見出されて作詞家への道を歩む人もいます。
動画サイトに作品を投稿する
オンラインの動画サイトやSNSに作品を投稿する、あるいは歌手やバンド活動を行って作品を披露するといった方法もあります。こうした活動を通じて多くのファンを引きつけることができれば、レコード会社や音楽事務所などから声がかかり、メジャーデビューすることも可能です。バンドのメンバーとして数多くの作品を披露し、のちに作詞家に転身して大成功を収めた人もいます。