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作曲家になるには
作曲家には、音楽に関する高度な知識が必要です。音楽系の大学や短大、専門学校などで音楽に関する知識や技術を深く学んだうえで作曲家を目指すとよいでしょう。作曲家として活動するには、音楽系の事務所や芸能プロダクションに社員として就職する、フリーランスとして活動する、という2つの方法があります。フリーランスの作曲家は、作曲コンクールやオーディション、コンペティション(応募された複数の作品の中から一番良いものを選択する)などに応募して優秀な成績を収める、完成したデモンストレーション音源(デモ音源ともいい、本格的な録音の前に、仮に録音したもの)を音楽事務所などに持ち込む、インターネットの動画投稿サイトなどを利用して音源を披露する、インディーズで歌手・バンド活動を行いファンの獲得を目指すといった方法があり、さまざまなチャレンジを繰り返すなかからチャンスをつかみ取ることが大切です。
作曲家の学校の選び方
大学や短大に設置された音楽系の学科では、音楽に関する知識や技術を幅広く学ぶことができます。その中には、最先端の芸術表現を目指す現代音楽系と、商業音楽シーンでの活躍を目指すポピュラー系に分かれて学ぶ学校もあり、自分の目指す方向に応じたカリキュラムを選択できます。音楽系の専門学校も全国各地に設立されており、作曲学科や音楽クリエイターコースなどでは作曲の技法について詳しく学ぶことができます。また、主に都市部に開校されている音楽スクールでも作曲のノウハウを学ぶことができます。実習用の機材も豊富に揃っているため、実践的な学習ができるのが音楽スクールのメリットといえます。
作曲家に求められる人物は?適性を知る
作曲家として世の中に知られていく過程には、高いハードルが立ちふさがります。音楽を心から好きと言える人に向く職業といえるでしょう。音楽系の大学や短大、専門学校などで音楽に関する知識を学び、センスを磨いて、周囲の人をうならせるような楽曲を制作することで、道が開けていきます。また、最近の楽曲制作にはDTM(デスクトップミュージック)が使われることが多くなりましたが、コンピュータソフトに頼った音作りばかりでは、新鮮味に欠けると思われるおそれもあります。やはり何らかの楽器を弾きこなせる技術をもっておくとよいでしょう。そして、音楽の時代の潮流をいち早くキャッチし、新たなトレンドを発信できる向上心、好奇心なども必要になります。
作曲家の必要な試験と資格は?
作曲家になるための必須資格はありません。大事なのは、音楽系の大学や短大、専門学校などで音楽に関する知識や技術を学びながら、曲作りに必要な音楽センスを向上させることです。最近はDTM(デスクトップミュージック)などのコンピュータソフトを使った曲作りを求められることが多いので、コンピュータ技術を学んでおくのも大切です。そして作曲の技術に自信がついたら、作詞に関するノウハウも身につけるとよいでしょう。作詞家に依頼することなく、デモ音源などを作成することができるようになります。
作曲家を目指せる学校の学費(初年度納入金)
大学・短大
初年度納入金
67万
7200円
~ 223万円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
専門学校
初年度納入金
98万
6000円
~ 173万
5800円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
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記載されている金額は、入学した年に支払う学費(初年度納入金)です。また、その学費(初年度納入金)情報はスタディサプリ進路に掲載されている学費(初年度納入金)を元にしております。卒業までの総額は各学校の公式ホームページをご覧ください。
作曲家の仕事内容
クライアントから依頼を受けて、歌い手のイメージや、求められている方向性に合わせて曲作りを行うのが作曲家の仕事です。仕事の内容は、有名シンガーやアイドル、ロックバンド、俳優、声優などに楽曲を提供、ドラマやCM、映画、演劇、ミュージカルなどに使用される楽曲を制作、ゲーム内で使われる楽曲を制作、現代音楽やオーケストラの演奏用楽曲を制作するなど広範囲に及びます。クライアントから直接指名を受けて曲作りを行う有名作曲家がいる一方、まだ名前が知られていない作曲家の場合はコンペティション(応募された複数の作品の中から一番良いものを選択する)に応募して他の作曲家と競い合うこともあります。
作曲家の気になる?年収・給料・収入
音楽事務所や芸能プロダクションに勤める作曲家の年収は、一般企業の会社員と同等と考えるのが妥当です。国税庁が発表した調査によると、2015年における民間企業の給与所得者の平均年収は420万4000円でした。一般企業の会社員と違うところは、制作した曲に関して著作権印税契約を結んだ場合、レコード会社などの音楽出版社から印税が支払われることです。印税とは、作品(ここでは楽曲)が何らかの形で使用されるときに、著作権をもつ人に支払われる対価のことをいいます。楽曲がCDアルバムの1曲として採用されたり、カラオケで利用されたりした場合でも、作曲家には印税収入があります。フリーランスの年収は人によって異なりますが、著作権印税に加えて、曲の買い取りが主な収入源となるようです。曲の買い取り価格は、1曲あたり3万円~5万円あたりが相場のようです。買い取りの場合、最初の作曲料だけ支払ってもらったら、楽曲の著作権を相手側に渡すことになります。
作曲家の就職先・活躍できる場所は?
作曲家の働き方は、音楽事務所や芸能プロダクションに所属する、フリーランスとして活動するという2つのパターンに分かれます。音楽事務所や芸能プロに就職すると、報酬は基本的に月給制です。安定した収入を得ることはできますが、制作した楽曲がヒットしても収入が爆発的に増えることはありません。当初は事務所に所属して作曲の仕事をしながら実力を身につけた後、フリーランスに転身する人もいます。フリーランスの作曲家は、個人として活動、あるいは個人事務所を設立して活動します。実力がそのまま収入に直結するため、食べていくのがやっとという人もいれば、年間で億単位の収入がある人もいる世界です。
- 音楽スタジオ
- 芸能プロダクション
作曲家のズバリ!将来性は?
日本レコード協会に加盟するレコード会社から2016年に発売された邦盤CD(シングル・アルバム)は9369タイトルにものぼっており(日本レコード協会HP 生産実績年次数値)、多くの作曲家がさまざまなジャンルで活躍していると推測されます。衛星放送に参入したテレビ業界は多チャンネル化が進み、さらに最近はインターネットを利用した動画配信サービスも増えており、放送されるコンテンツの数も増加しています。優れたメロディーを生み出す作曲家のニーズは高く、これからもこの傾向は続くと考えられます。一方でまだヒット曲に恵まれない作曲家が台頭するには、高いハードルが立ちふさがります。自分が得意とする曲作りは何かをきちんと見極め、そこに何を足すのか、あるいは何を引くのかを日々考えながら、作曲家としての道を歩むことが大切です。
作曲家の先輩・内定者に聞いてみよう
SNSで自分の曲が高評価されていると、モチベーションが上がりますね。
東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校
アーティストワールド 作曲&アレンジャーデビューコース
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『呪術廻戦』で世界でも話題に、音楽で作品の世界を広げる
HAL名古屋
ミュージック学科
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様々なジャンルの曲を制作。新しい分野との出会いによって視野が広がります
東京工学院専門学校
ミュージック科
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作曲家を育てる先生に聞いてみよう
ゲーム作品の世界観を盛り上げる音楽を手がけている先生
専門学校 東京クールジャパン・アカデミー
ゲーム総合学科
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想いを『声』で表現する術をめいっぱい教えてくれる先生
ミューズ音楽院
音楽総合芸術科ボーカル専攻
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音楽の素晴らしさと未来への可能性を示してくれる先生
ESPエンタテインメント大阪
音楽アーティスト科
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作曲家を目指す学生に聞いてみよう
職業作曲家になってアーティストに楽曲を提供したい。
東京スクールオブミュージック専門学校渋谷
デジタルクリエーターワールド
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学校で使えるプロ機材を早く覚えて積極的に借りて使って遊んでます
大阪スクールオブミュージック専門学校
カレッジ音楽科
カレッジ音楽科
楽しめて感動できる。そんな曲を生み出せる作曲家を目指しています。
東京スクールオブミュージック専門学校渋谷
デジタルクリエーターワールド
デジタルクリエーターワールド
作曲家のやりがいを聞いてみよう
自作曲を多くの人の聴いてほしいというのは、すべての作曲家の願いです。さまざまなメディアを通じて楽曲が全国に広がったとき、作曲家は大きな達成感を味わうようです。そうした楽曲がヒットチャートをかけ上がれば、作曲家に多くの著作権印税(楽曲が何らかの形で使用されるときに、著作権をもつ人に支払われる対価のこと)がもたらされることもあります。優れた楽曲にふさわしい収入が得られると、曲作りにかけた情熱や苦労が報われるとともに、作曲家という仕事のやりがいを再確認するようです。また、歌は多くの人に影響を与えます。自分の作った楽曲が聴く人の心の奥底まで届くのは作曲家にとっての大きなやりがいであり、喜びでもあるのです。
作曲家の志望動機を教えて!
作曲家になった人の中には、趣味として曲作りを楽しんでいた人が、周囲からの勧めもあって本格的に取り組むようになり、プロの作曲家を目指したというケースもあるようです。一方で現代音楽の作曲家になった人のほとんどは、幼少期からピアノやバイオリンなどの楽器演奏を学んでおり、音楽学校などで音楽の歴史や理論、作曲方法などについて学習するうちに作曲する面白さに気づくケースがあるようです。 また、当初は自分たちのバンド活動のために作曲していましたが、その曲の評価が高まるうちに作曲家としても活動するようになったケースもあるようです。