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作詞家の気になる?年収・給料・収入

作詞家の気になる?年収・給料・収入

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事務所に所属する作詞家の年収は、一般企業の会社員とほぼ同等と推測されます。フリーランスとして活動する、あるいは事務所と出来高制で契約した場合、年間で億単位の収入がある人もいれば、食べていくのがやっとの人もいる厳しい世界です。
フリーランスの作詞家の主な収入源は著作権印税です。印税とは、作品(ここでは歌詞)が何らかの形で使用されるときに、著作権をもつ人に支払われる対価のことをいいます。例えば、シングルCDの著作権印税は価格の6%で、この額を音楽出版社(1/2)、作詞家(1/4)、作曲家(1/4)で分配します。楽曲が音楽配信ソフトなどを通じて有料ダウンロードされる、CDアルバムに採用される、カラオケで歌われるといった場合も作詞家には印税収入が入ります。
歌詞の買い取りを提案される場合の相場は、1曲あたり数万円といわれています。買い取りの場合、最初の作詞料だけ支払ってもらったら、歌詞の著作権を相手側に渡すことになります。

作詞家の収入

レコード会社や音楽出版社などの事務所に所属する作詞家の年収は、一般企業の会社員とほぼ同等と推察されます。国税庁が2016年に発表した「民間給与実態統計調査」によると、2015年における民間企業の給与所得者の平均年収は420.4万円でした。
フリーランスとして活動する、あるいは事務所と出来高制で契約した場合、作詞した曲がヒットするかどうかで大きな差が出ます。年間で億単位の収入がある人もいれば、食べていくのがやっとの人もいる世界です。

著作権印税の収入

印税とは、作品(ここでは歌詞)が何らかの形で使用されるときに、著作権をもつ人に支払われる対価のことをいいます。
フリーランスとして活動する作詞家の主な収入源は著作権印税です。楽曲の著作権印税は、楽曲が使用される際、日本音楽著作権協会(JASRAC)が使用者から著作権使用料を徴収し、レコード会社や音楽出版社に分配しています。音楽出版社は、分配された著作権使用料のなかから作詞家に著作権印税を支払っています。シングルCDの場合、価格の6%が著作権印税に当てられています。例えば1枚1000円のシングルCDを1万枚販売すると、著作権印税は1000円×0.06=60円×1万で60万円。そして現在は音楽出版社と作詞・作曲家で著作権印税を二等分するのが普通なので、音楽出版社50%、作詞者25%、作曲者25%と振り分けられます。このため、1000円の音楽CDを1万枚売った場合の作詞家の著作権印税は15万円となります。実際にはこの額からJASRACの手数料や税金なども引かれるため、手取り額は10万円程度になるでしょう。楽曲がCDアルバムに採用されたり、カラオケで歌われたりすると、印税額はさらに向上します。また、音楽配信ソフトなどを通じて有料ダウンロードされた場合も作詞家には印税が入ります。

楽曲の買い取り

フリーランスとして活動する作詞家は、歌詞の買い取りを提案されることがあります。例えば、コンペティション(応募された複数の作品の中から一番良いものを選択する)に勝ち抜いた、あるいはインディーズレーベル(日本レコード協会に属さない独立したレーベル)から楽曲を売り出す歌手やバンドに歌詞を提供した場合、こうした提案が行われます。買い取り額は個々の事情で異なりますが、1曲あたり数万円といわれます。まだ売れていない作詞家の場合、発売から数カ月を経て、いくらになるかわからない印税が振り込まれるよりも、価格をきちんと提示される買い取りのほうが良いという人もいるようです。

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