人工呼吸器や人工心肺装置など、医療機器の操作やメンテナンスを行うスペシャリストが臨床工学技士です。授業では「工学系」と「医療系」の幅広い知識を学修するとともに、臨床工学技士国家試験に向けた勉強をしています。また本学では1年次から病院見学が組まれていて、様々な医療機関で現場の雰囲気を体験しています。
まずは国家試験に合格して、医療の現場で活躍することがいまの目標です。臨床工学技士は人の健康や、生命維持のために大きな役割を担う仕事。その責任は重大です。どのような状況になったときにも、落ち着いて対処できる技術力と対応力を身につけて、患者さんや社会に貢献できる医療人を目指したいと思います。
臨床工学技士を目指せる大学を検討し、本学を知りました。進学する決め手になったのは、国家資格取得のための教育に力を入れていること。また医療機器の施設・設備が充実していることにも惹かれました。
コロナの感染が拡大していた時期に、臨床工学技士が体外式膜型人工肺の運用を行っていることを知り、やりがいある仕事だと感じて進路を決めました。まずは「興味のアンテナ」に触れたものを調べてみてください!
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1限目 | 電子工学II | 医療情報処理 | 医用工学II | |||
2限目 | 医用機器学概論 | 生体物性工学 | 薬理学 | 生物化学II | ||
3限目 | 生理学 | チーム医療概論 | ||||
4限目 | 生体計測装置学I | 看護学概論II | チーム医療概論 | 電子工学実験 | ||
5限目 | 看護学概論II | 電子工学実験 | 電子工学実験 | |||
6限目 |
最も力を入れているのは『生体計測装置学』の授業。生体計測用機器の原理や構造、機能などを学んでいます。医療機器は操作を間違うと、生命に関わるトラブルを引き起こしかねないので、気を引き締めて学んでいます。