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政治家の仕事内容

政治家の仕事内容

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政治家は、国に関することを担う国会議員と、都道府県、市区町村のことを担う地方議会議員、地方自治体の長である首長に大きく分けられます。
どの政治家も人々の暮らしに必要な法律や、政治を進めるために必要な予算などについて審議をして決定することが大きな役目の一つになります。
人々の生活に大きく影響することを審議するため、勉強会や意見交換会に参加したり、視察に行ったり、かかわる資料に目を通したりと知識を深めることにも多くの時間を割いています。
法律を作ったらそこで終わりではなく、その法律によって目指す政策の実現に近づいているのか、人々の暮らしが豊かになっているか、長い目で見ていくことも求められます。

<国会議員>
国会議員とは、国の唯一の立法機関である国会を構成する議員を指します。
国会には、衆議院と参議院があり、衆議院に属している国会議員を衆議院議員、参議院に属している国会議員を参議院議員といいます。
任期の違いなどはありますが、どちらの議員であっても政策を立てて国会で議論をするなど、国を安定させるための仕事を行います。

国会議員の主な役割は以下の通りです。

法律を作る、変える

時代の変化に応じて実情に合った法律を作る、または、今ある法律を変える、ということが国会議員の重要な仕事の一つです。
提出された法律案について、参議院と衆議院の両方で審議を行います。例えば、大きな自然災害が起こった際には被災者を公的に支援する法律を作ることで被災者の生活の再建をサポートしたり、育児や介護をしている人が働きやすいように法律を改正して休業を取りやすくしたり、人々の生活がより豊かに、幸せなものになるよう、法律を整備しています。

国の予算を決定する

毎年1月に始まる常会(通常国会)で、国の次年度1年間の予算やお金の使い方について議論を行います。
政府が決定した予算案について予算委員会を中心に審議をし、増減の調整を行った後、本会議で採決を行います。基本的に、衆議院で可決された予算案は参議院でも審議し、可決されれば正式な予算として成立します。

内閣総理大臣を選ぶ

内閣が総辞職した場合や内閣総理大臣が欠けた場合、衆議院と参議院のそれぞれで内閣総理大臣指名選挙を行って、国会議員のなかから内閣総理大臣を指名します。

そのほか

それぞれの議院には、法案の事前審査を行う審議機関である常任委員会がいくつか設置されており、議員はそれらのなかの1つ以上に所属する必要があります(官職を兼ねる場合を除く)。
予算委員会、厚生労働委員会、経済産業委員会など、自分の所属する委員会に送られる法案の審議をし、その後、全員が出席する本会議で議院内の最終意思決定を行うということをしています。
それ以外にも、外国と結ぶ条約の審議や採決も行います。こうしたさまざまなことを審議するためには、多くの知識が必要です。
そのため、勉強会に参加するほか、専門家に意見を聞いて学ぶということにも時間を割いています。
国会が開かれていない期間や週末などは、自身の地元の選挙区での活動を中心としている人が多いようです。
イベントに参加したり、支持者や各種団体と会合を行ったり、人々との触れ合いに重きを置いた活動をしています。
地元地域の様子を目で見て、住民の意見を直接聞き、現在抱えている問題や今後の課題を把握し、政府に伝え、改善に導くことが国会議員としての大切な役割です。

<首長><地方議会議員>
地方議会議員には、市区町村の問題を議論する「市区町村議会議員」と、都道府県レベルの問題を議論する「都道府県議会議員」がいます。
さらに、市長や知事など地方自治体の長として行政を行う「首長」もいます。いずれも住民の直接選挙によって選ばれます。首長は予算案の提出権や執行権をもち、議会は行政を監視する役割や議案を審議する役割を担っています。
お互いに見張り合い、議論し合うことで、住民のより良い暮らしを実現できる体制がとられています。都道府県、市区町村と規模の違いはありますが、それぞれ住民が暮らしやすい環境を整える仕事をしており、交通、医療、子育て、福祉、農林水産など、その地域が抱える問題について審議し、生活に密着した法律や予算を決めていくことが大きな役割となります。
では、首長や地方議会議員の主な仕事をみていきましょう。

条例を作る、変える

地方自治体の法である条例の提案、審議を行います。地方議会議員が住民の意見を吸い上げ、地域が抱える問題点を把握して首長に伝え、その問題点を解決するためにどのような条例が必要なのかを審議していきます。
人々の健康を守り、生活を向上させるため、また、活気ある街を作るための手段として、条例をつくる、変えるという役割を担っています。

予算を決定する

首長が提出した予算案を議会で審議します。道路や公共施設の修繕、福祉やごみ処理など、その地域の問題の解決やより良い環境作りのために、何にどのくらい予算が必要かを決めていきます。

行政をチェックする

議会は、首長や行政の仕事がきちんと住民の豊かな暮らしにつながっているか、税金が無駄なく正しく効果的に使われているかなどをチェックする役割も担っています。
問題点や不明点があった時には厳しく追及して正していきます。

そのほか

国会と同様、各委員会で審議した後、本会議を行って議会の最終意思を決定します。
定例会と呼ばれる議会は、条例で定められる回数行われますが、年4回行う地方議会が多いようです。そのほか、緊急な議案が発生した時には臨時会が開かれることもあります。
基本的に、議会を召集する権限は首長が持っています。議会が行われない期間も、地域が抱える問題に向き合い、対策を考えたり、専門家に話を聞いたりすることに時間を割いています。
その地域の状況を把握し、国などに交渉して支援を引き出すなど、国会議員よりも地域住民に密着した活動となります。審議に向けて視察に行ったり勉強会に参加したりする点では国会議員と同じように、日々情報収集をして知識を深め、どの選択が人々のより良い暮らしにつながるのかを考える努力は欠かせません。

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