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弁理士が仕事をする場所は、事務所であったり外出先であったりと、いくつかのパターンがあります。法律や専門知識を生かした業務を行う弁理士が、仕事をするとき、カバンの中にどのようなものを入れているのかは気になるところです。仕事へ出かける際に持ち歩くアイテムを見せてもらいました。
弁理士ならではの持ち物が多数

弁理士として必要なものは、略章や弁理士としての印鑑、弁理士手帳などいくつかあります。そのほか、作業用にデータを持ち歩く際には保秘のためUSBを使うなど、弁理士だからこそ気を使っているアイテムなどもあるようです。
・弁理士バッジ
裁判所へ行った際、弁理士バッジを着用していると専用の通路からスムーズに入れます。あとは弁理士会のフォーマルな行事や話し合いの場、国際会議などでも着用します。
バッジには大小2種類あり、普段はあまり着けませんが、着用するときはサイズの小さい略章がメインです。大きさの違いは洋服に刺せるものと刺せないものということだけで、効力に差はありません。
・USBメモリ
外で仕事をする必要があるとき、事務所で作業していた書類や資料のデータを保存して持ち出すために使います。クラウドなどを使ったほうが便利ではありますが、出願までは機密事項が多く、万が一、流出してしまったら大変なことになってしまいます。そのためUSBに保存して持ち歩くことで、少しでもリスクヘッジをしています。人にもよりますが、パソコンを持ち歩く弁理士も多くいます。
・条文集
お客さまと面談をするとき、口頭で説明してもうまく伝わらないようなケースもあったりします。そういったケースでは直接、条文を示してお客さまに見てもらいながら説明することで、理解を深めてもらう工夫をしています。場合によっては該当する条文をコピーして渡すこともあります。
・『類似商品・役務審査基準』
商品・サービスを他業者のものと異なることを示すために使う標識である商標を扱う弁理士にとって、必須とも言えるのが『類似商品・役務審査基準』です。ただ、かなり重たいものなのでいつも持ち歩くわけではありませんが、お客さまによっては持って行って説明する必要もありますので、大事なものの一つです。
・日本工業所有権法学会年報
弁理士が属している学会で発表された最近の論文を読むようにして、最新の流れや判例を知っておくことで、情報面で遅れを取らないよう勉強しておきます。
・印鑑
特許庁に出願など、重要な書類を提出する際には事前に登録済みの弁理士印を押す必要があります。基本的には事務所に置いておきますが、特許庁に書類を提出に行くときには、何かあった場合に備えて印鑑も一緒に持っていくそうです。代理人であることを示す印鑑です。
・弁理士手帳
すべての弁理士が持っているわけではありませんが、現在、弁理士協同組合が全員の携帯を働きかけているようです。弁理士が知っておくべき大事なことは、弁理士手帳に記載してありますので、持っていると便利です。
取材協力先 久門 保子
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