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弁理士として働くためには国家資格が必要ですが、取得するまでの道のりにはいくつかのパターンがあります。どのルートを選ぶ場合であっても、最終的には弁理士試験の合格を目指すことになります。では、どのような勉強や経験が役立つのでしょうか。高校時代から取り組めることも含めて見ていきましょう。
専門の学校に行くことが弁理士になるための“近道”に
弁理士になるための近道としては、理工系の大学や弁理士を目指すための専門学校に行くことです。その理由は、試験分野に直結する学びが得られることでしょう。また、先生や仲間、資格取得を目指す場所ならではの情報が得られる機会が多くあり、勉強を進めていくうえでもかなり有利です。
最近では専門書やインターネットの情報などを使って独学で合格する人、特許や商標に関する専門書や条文を覚えるくらい読み込んで資格試験に挑戦する人などもいます。社会人として仕事をしながら独学で勉強し、模試でたびたび実力を試しつつ弁理士試験の合格を目指す、というケースも増えてきているようです。
なお、大学院を出ていたり行政書士の資格をもっていたりすると、資格試験で選択科目が免除されますので、資格取得のための勉強の負担を減らすことができ、有利にはなります。一つの方法として、覚えておくのもいいでしょう。
試験科目の免除制度を有効活用
弁理士試験の合格率は、2024年度が6.0%、2025年度では6.4%と、合格率は決して高いといえる数値ではありません。
弁理士の資格試験に向けては、専門的なことを含め、さまざまなことを勉強しなければなりませんが、実は合格した科目には免除期間が設けられており、第一次の短答式筆記試験と、第二次の論文式筆記試験は2年間、論文式筆記試験(選択科目)は永続的に免除されます。
1回の試験で合格できれば理想ですが、1年で全科目の合格が厳しいかもしれない…と判断した場合は、受験する科目を絞って数回に分けて合格を目指すという戦略を取ることも可能です。
弁理士を目指す人は、新卒はもちろんのこと、社会人として就職してから受けるという人も多くいます。平日の夜に勉強するのが難しくても、土日に集中して勉強時間を確保したり、同じように弁理士を目指す仲間で集まって勉強したりというケースもあります。
また、電車の中など移動中の時間を参考書を読む時間に当てるなど、高校受験や大学受験と同じ方法も効果的でしょう。
久門 保子
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