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バーテンダーは試験などが基本的に必要ない職種です。ただ、お酒の種類はもちろん、それを組み合せて作るカクテルのパターンも相当数あります。ほかにも、お酒を作るタイミングなど、覚えることは多いそうです。そんなバーテンダーの1年めは、どのように過ごしていくことになるのでしょうか。
1年めは覚えること&練習が中心に
バーテンダーとして働き始めた場合、1年めからカウンターに立つことが多いようですが、店によっては立てないところもあります。同様に、お酒作りに関しても、1年めにどこまで担当させてもらえるかは、店舗の種類や状況に応じて、さまざまなパターンがあるようです。
基本的には、まずはグラスの種類や店内のお酒の位置のほか、先輩の人柄や好みをはじめ、毎日顔を合わせるスタッフのことを覚えていきます。
覚えるべきことが多くて大変に思うかもしれませんが、あるバーテンダーによれば、「最低限必要なことを覚えないとお客さまのことも覚えられない」という考えがあるため、徹底するそうです。マナーやルールなどは業務のなかで少しずつ教えてもらいながら身につけるなど、ケースバイケースで覚えていきます。あとはひたすらお酒作りの練習を重ねていきます。
多店舗経営のバーでは、新人が合同研修を受けることもあるそう。横のつながりができ、同期と励まし合ったり切磋琢磨することがモチベーションのアップにもつながっていくと言います。
早くて3カ月を目安にお酒を作らせてもらえることも
1年めは必要なことを覚えていくことに加えて、買い出しに行ったり、丸氷を作ったりといった業務も行います。丸氷をきれいに作るのは難しく感じるかもしれませんが、話を聞いたバーテンダーによると、1日に作る量が多いため反復でき、意外に早く、きれいに作れるようになる人が多いそうです。
また、電車の中などの移動時間は、お酒やバーテンダーに関する本を読む時間に当て、知識を入れるようにしているとのことです。
そうやって練習と勉強をまじめに続けていると、2~3カ月ほどたったころ、先輩などから「お酒を作って飲ませてほしい」と声をかけられることも。また、それ以外にも、仕事を少しは覚えてきたと手ごたえを感じ、自分から「お酒を作ったので飲んでもらってもいいですか」と提案するような状況が訪れることが多いそうです。
営業終了後、先輩がお客さまの役になってオーダーを出し、自分がバーテンダーとしてカウンターに立ってお酒を作ったり、コミュニケーションを取ったり、実践しながら学んでいく機会もあるようです。
また、お客さまから「そろそろ覚えたころだろうから作ってみて」という要望が出ることもあり、そういうときは「勉強させていただきます」という思いでお酒を作るそう。「バーテンダーは常連さんに育ててもらうという部分が大きい」と、あるバーテンダーは言います。
バーテンダーの1年めは必要な知識の吸収が中心ですが、実際にやりながら仕事を覚えていき、安定した味を出せるようになった時点で接客に移っていくのが一般的です。
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