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気象予報士の勤務先や雇用形態はさまざまです。公務員として働く人もいますし、気象会社など民間企業で働く人も。また、タレントのようにお天気キャスターに特化した事務所と契約を結び、仕事の案件に応じて収入を得るパターンもあります。また、雇用形態も、正社員、契約社員、派遣社員、フリーなど多様。そのため、気象予報士だからこのくらい稼げるという言い方は難しく、あくまでどのような会社、どのような雇用形態で働くかによって決まってくると考えたほうがいいでしょう。
気象会社に勤務した場合は年収300万円~
気象予報士の有力な就職先としては民間の気象会社(予報業務許可事業者)があります。給与相場は一般的な中小企業と大きな差はありません。気象予報士の資格をとって就職した場合でも、実務経験がなければ年収にして300万円台からスタートするのが一般的です。正社員として就職すれば昇給もあるので、経験を重ねれば、30代、40代で400万円台、500万円台と収入を伸ばしていくことはもちろん可能。なお、給与水準や昇給システムは会社によって異なるので、就職前にしっかり確認しておきましょう。
お天気キャスターは月給30万円~
テレビ番組などのお天気キャスターは、正社員ではなく契約社員など期限が決まっている契約が多いようです。収入は人気やキャリアによって大きく左右されますが、お天気キャスターのオーディションで月給30万円が条件とされていた例もあり、このあたりを一つの目安と考えてよさそうです。
フリーの気象予報士は年収1000万円超えも
一定のキャリアを重ねてから独立し、フリーのお天気キャスターとして活躍する気象予報士もいます。人気があり、テレビのレギュラー番組をもつことができれば年収1000万円も十分可能です。
一般企業などに就職した場合は、その会社の給与体系次第
商社や小売、運輸会社など一般企業で活躍する場合は基本的にはその会社の給与体系に準じます。会社によっては資格手当てが支給される場合もあります。深夜勤務があればその分の手当ても期待できるでしょう。公務員として働く場合も、一般的な公務員の給与体系に準じます。気象庁職員の場合、国家公務員・行政職俸給表(一)に従って給与が決まります。なお2015年度の国家公務員・行政職(一)の平均給与月額は40万8996円(平均年齢43.5歳)でした。
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