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気象予報士試験は、一般財団法人 気象業務支援センターが実施する国家試験です。受験資格は特に設けられていません。試験は年2回、8月下旬と1月下旬に行われます。学科試験と実技試験があり、気象予報に必要な大気や気象現象に関する知識、気象データを分析して実際に予報をする能力などが問われます。合格するためには数学や物理の基礎的な知識が必要。合格率は例年4%台という難関資格で、2016年8月の第46回試験までに約1万人の合格者が生まれています。
気象予報士試験の受験資格
気象予報士は年齢・学歴を問わず誰でも受験できます。2016年現在で合格者の最年少記録は12歳。もちろん高校生が在学中にチャレンジすることも可能です。
気象予報士試験の試験制度
試験は年2回、8月下旬と1月下旬に実施。学科試験と実技試験で構成されており、両方で合格基準を満たすと合格となります。なお、学科試験の一部、または全部に合格した人は、合格発表から1年以内の試験で、合格した科目が免除されます。
気象予報士試験の学科試験
学科試験は多肢選択式。試験科目は、「予報業務に関する基礎知識」(大気の構造、大気の熱力学、降水過程、大気の力学、気象現象、気候の変動、気象業務法その他の気象業務に関する法規など)と、「予報業務に関する専門知識」(数値予報、短期予報・中期予報、長期予報、局地予報、短時間予報、気象災害など)となっています。
気象予報士試験の実技試験
実技試験は「気象概況およびその変動の把握」「局地的な気象の予報」「台風等緊急時における対応」の3科目。与えられたテーマに関して記述式で回答します。
気象予報士試験の受験者数・合格者数・合格率
2016年8月に実施された第46回試験の受験者数は3089人、合格者数は127人、合格率は4.1%でした。合格率はここ数年4%台が続いている難関資格です。第46回試験までの12年間で合格者数の合計は9970人に達しています。
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