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ソムリエの仕事内容

ソムリエの仕事内容

全国のオススメの学校

ホテルやレストランなどにおいて、料理との相性やお客さまの好みなどを考慮し、最適なワインを提案するのがソムリエの主な仕事です。
こうしたお客さま対応が表の仕事とすると、裏側にもソムリエの仕事はたくさんあります。
ワインの発注・保管、グラスなどの備品の管理、イベントの企画立案など、飲み物関係の業務はすべてソムリエが担当しているといっても過言ではありません。
ワインの知識だけでなく、お客さまの要望やシーンに合わせた飲み物の提案、販売促進の企画立案などができる能力も必要とされる仕事です。

ワインの選定・購入・保管

店の方針や客層に合わせてワインを選定し、オーナーなどの了解を得て、必要な数量を購入します。購入後は、専用のワインセラーなどに保管するのが一般的ですが、温度や湿度のわずかな変化でもワインが劣化する可能性があります。
このため、セラー内が理想的な環境になるように常に気を配ることもソムリエの大事な仕事です。
また、店の開店前にはグラスをはじめとするワイン関連の備品チェックを行い、必要に応じて発注もします。

ワイン選びをサポート

レストランなどを訪れたお客さまがワイン選びに困ったとき、ていねいにサポートするのもソムリエの大事な仕事です。
オーダーした料理の内容や、お客さまの好み、時には予算まで聞いたうえで、最適のワインを提供します。
ワインに関する知識や経験が豊富なソムリエだからできる仕事といえます。

販売促進のための企画を立案

購入したワインの原価率や売上高、在庫数などを把握するのもソムリエの大切な仕事です。
そのうえで、販売促進に役立つさまざまな企画を立案します。
例えば、ボジョレー・ヌーヴォー(フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地域で生産される新酒)の解禁日に合わせてワインフェアを開催したり、ワインの初心者を集めて試飲会を催したりします。
こうしたイベントに多くのお客さまがきてくれるように、ツイッターやフェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を活用するソムリエも増えています。

取材協力・監修

熊谷真由美※2020年8月31日更新

JSA認定ソムリエ 料理研究家 フランスチーズ鑑評騎士。料理教室とお菓子教室ラクレムデクレム新浦安(東京ベイ)主宰。パリの料理製菓専門学校ル・コルドン・ブルーにて最高免状を取得後、フィリップ・コンティチーニ氏のパリのミシュラン星付きレストランで修業し、帰国後、恵比寿のシャトーレストラン《タイユバン・ロブション》で研鑽を積む。独立後、家庭でも食文化を通じて、楽しい美味しい時間を過ごすフランス流のおもてなしを提案。1999年にワインとチーズのマリアージュの講座を先駆けで作った。著書に『ワインとチーズを楽しむ生活』(河出書房新社)がある。

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