令和2年7月の「球磨川流域豪雨災害」でのつらい経験をし、本当に自分のやりたい“人のために働く”「公務員」という道を選び、夢へ向かいクマガクで学ぶ塚本さんからリアルな学生生活をレポートしてもらいました。
熊谷ゼミで「行動経済学」を学んでいます。行動経済学とは、経済学と心理学を組み合わせた学問でマーケティングなどに使われるビジネスには欠かすことのできない学問です。担当の熊谷先生は、学生のやりたいという思いを大切にし、私たちの学びたい気持ちを引き出してくれます。私は、人がどのようなときに幸せを感じるのか、経済と幸福の関係性「幸福の経済学」を研究しています。
実際に「現状の社会問題の原因としてどのような仮説が立つのか?」「どんなデータを集める必要があるのか?」など研究を進める中で、自分とは異なる意見にも触れることもあります。望んでいた結果が出ることにもやりがいを感じますが、自分では考えなかった新たな意見に触れることもあり、研究過程で自分の成長を実感できます。意見をまとめ、データをまとめわかりやすく筋道を立てて伝える力を鍛えることができます。
先輩との繋がりが欲しいと思い、先生に相談すると「経済学部ラウンジ」のスタッフを勧められました。ラウンジには、パソコンやプリンター、専門のテキストや勉学に役立つ書籍のほか、様々な資格の教材が置いてあります。勉強するのにとても適した環境で、経済学部生の憩いの場所です。一人で学習したり、ゼミ単位での勉強会やイベントなども開催されています。学生や先生と交流し、コミュニケーションが取れるところも魅力です。