入学時から紙媒体の制作に携わる仕事をめざしていた柴戸美玲さん。それを実現するために、どのような学校生活を送ってきたのでしょう。授業、課外活動、OICによる就職活動の支援について語ってもらいました。
好きな授業は「グラフィックデザイン」。1年次は専門ソフトの使い方に始まり、幅広く基礎を身につけます。2年次からは広告やパッケージデザインなど、さまざまな課題作品にチャレンジします。自分が考えたデザインを実際に形にしていくのは本当に楽しいことです。OICの特色は、デッサンや色彩といった基礎からしっかり学べること。例えばデッサンを学ぶとバランスをみる目が養われ、デザインにもバランス感覚が生まれます。
OICでの成長は知識・技術だけではありませんでした。印象に残るのはオープンキャンパスのスタッフをつとめたこと。スタッフになった当初は先輩の動きを真似るのが精一杯だったのですが、次第に自分から参加者に声を掛けるなど、状況を判断しながら動けるようになりました。ここで培った主体的な行動力と判断力、コミュニケーション力は社会で活かせる力になるはずです。もちろん、就職活動のアピール材料にもなりました。
OICでは担任の先生が定期的な面談をし、学生一人ひとりの希望進路を把握してくれます。内定先は私の希望を踏まえて先生が紹介してくださった企業。力を入れたのが、就活に欠かせないポートフォリオ(作品集)の自主制作。授業で学んだことを活かし、自分でテーマを決めていろんな作品をつくってポートフォリオの充実に努めました。また、女子学生に特化した就活支援「身だしなみ・マナー講座」「メイク講座」も受講しました。