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文部科学省以外の省庁所管の学校/山口

スイサンダイガッコウ

水産大学校 食品科学科

定員数:
45人

安全な食品、美味しい食品を作るにはどうしたら良いか。水産物を通し、食品について研究・開発する力を身につけます。

学べる学問
  • 栄養・食物学

    栄養と食についてさまざまな角度から研究する

    食べ物をテーマに、調査、実習、実験などで多角的な研究をする学問。栄養学は料理法や栄養について、食物学は食品を実習を通して総合的に学ぶ。

  • 保健・衛生学

    予防医学の視点から広く社会に貢献する

    実習、研修を積み重ねて、人々の健康保持・増進のためのノウハウを幅広く学ぶ学問。医学・生物学的な研究に、社会学、心理学、福祉学などの視点を加え、体系的に研究する。精神面のケアなど、研究領域は幅広い。

  • 化学

    物質の構造や性質などを実験を通して研究していく

    物質の構造や性質、また、物質間の変化や反応を、実験を多用して追究していく学問。その実験結果を応用して、実用化する分野もある。

  • 生物学

    生き物の行動や生態から、そのメカニズムを探る

    研究の対象は、生きとし生きるもの全て。それらを観察・分析することで一定の法則を見つけ出すだけでなく、DNAや脳のメカニズムなど、ミクロの世界にも迫る学問。

  • バイオ・生命科学

    分子レベルで生命現象を解明する

    生命の誕生、成長、生理現象など生命現象を分子レベルで解明する。生物学、化学、物理学との境界領域の研究や、農学、医学、薬学、獣医・畜産学、林産・水産学などへの応用研究もある。

  • 農学

    農業に関わる理論と技術を研究し、環境保全に寄与する

    農学とは、食料となる穀物や野菜、動物、さらには住居や衣服となる植物など、私たちが生活のために利用するあらゆる生き物を対象に、その生産から販売の各過程について研究する学問です。育てて消費するというだけでなく、それが将来にわたって持続可能になるよう、さまざまな角度から探究していきます。農業実習や加工実習、フィールドワークなど、実体験を通じた学びが多いのも特徴です。卒業後の進路としては、食品関係の企業に就職する人が多数を占めますが、流通や販売についても学ぶため、そうした強みを生かす道もあります。

  • 森林科学・水産学

    森林や水産生物資源の保護・育成、有効な利用法を研究する

    森林科学は、森林のさまざまな機能を保護・再生することで森林資源、及び地球環境の保全を図り、これを継続的に生産・利用する技術や理論を学んでいく学問。水産学は、実験や実習を通して、魚や藻類など海や河川の生物資源の育て方や獲り方、加工の仕方を科学的に探っていく学問。

  • 環境科学

    科学技術によって環境問題解決を目指す

    環境科学とは、工学、化学、経済や法といったあらゆる観点から環境を検討し、快適で持続可能な社会の構築を目指してさまざまな問題の解決に取り組む学問です。「環境」とは、地球や自然そのものだけでなく、社会や都市環境など、私たちを取り巻くあらゆる環境を指します。したがって、学校によって、ある程度専門分野がしぼられているところと、幅広く環境科学について学ぶところとに分かれます。まずは環境科学の概要をつかみ、フィールドワークなどもしながら、実践的に研究手法を学び、環境に関する知識を養っていきます。

目指せる仕事
  • 国家公務員

    国の施策に基づいて社会全体に貢献

    各省庁やその出先機関に勤め、国防・公安・徴税から農・工・商業の指導監督、国民医療や社会福祉の充実など、国の施策を実行して、国民生活の向上を図るのが仕事だ。

  • 地方公務員

    地域住民の利益のために働く

    各都道府県の市・区役所などで働く一般職員、学校で働く教育職員、警察で働く警察官などからなり、地域住民に密着した場所で福祉や利益、安全のために働く。

  • 消費生活アドバイザー

    企業・公共団体の消費者相談窓口

    消費者と企業のパイプ役。消費者のために買い物相談や助言をするとともに商品に対する問い合わせや苦情の受付窓口になる。また、アンケート調査を行い、消費者の要望を把握し、新商品づくりや販売戦略を提案するという仕事を通して、利用者の立場からみた商品の不充分な点を改善すべく社内に働きかける役割を担う。

  • 水産技術者・研究者

    水産物資源や養殖技術の開発・研究を行い、漁業の現場支援や水産加工品などの技術開発・研究を行う。

    水産会社や養殖の現場で、水産加工品の開発や製品化のための技術研究をしたり生産管理を行ったり、水産試験場などで孵化や養殖などの新しい試みを行うのが水産技術者。一方、大学の研究室や公的な研究機関などで水産学研究を行っている人々は、さらに学術的に、水質改善のための研究を行ったり、人工飼育した際の魚の孵化から稚魚になる過程の細かいデータ収集をベースとした研究で、養殖を行う人々への基礎的な研究データを提供するなどして、間接的に水産業への貢献をしている。

  • バイオ技術者・研究者

    生命現象を解き明かし産業に活かす

    化学メーカーや医薬品メーカー、食品・化粧品メーカーなどバイオの研究を行う企業は多い。ウイルス、細菌、カビなどの微生物から大型の動植物、人類まで、生物に関する現象を研究し、医療や保健衛生の分野や食料生産・環境保全といった問題の解決に貢献できるような製品を作り出す。そのための基礎研究に従事する人もいる。

  • 生命工学研究者

    遺伝子の成り立ちや組み換えなど生物を分子レベルでとらえ、大学や各種研究機関で新たな研究・開発を行う。

    遺伝子の成り立ちや細胞学、生命科学などの成果を、製薬や食品などの工業分野にフィードバックし、生産力をあげたり、新製品の開発につなげるための研究を行っているのが生命工学研究者。分子レベルで生物をとらえ、さまざまな生命や体のメカニズムを解明しようとしている。ある特定の遺伝子の働きが実際にDNAのどの部分で働いているのかなど、マウスを使った実験を繰り返すことで解明しようとする研究者がいたり、実験用の均質なマウスを、遺伝子操作によって作り出すといった実験を繰り返す研究者もいる。

  • 大学教員

    自分の研究分野に関わる専門の講義の指導のみを行う専門講師

    大学では、教授会に所属して大学の運営などにも関わる教授と、教授ほどの権限をもたない准教授などがいる。また、外部から呼ばれる「講師」がいる。講師とは、自身の専門分野の研究活動と学生への教育を主業務とする役職で常勤と非常勤がある。教授・准教授ほど権限をもたない。教授や准教授のポストの空きがなかなかなくて講師をする人もいるが、本業は別に持ち、その高い専門知識を学生に伝えてほしいと要請を受けて講師を務めるケースもある。高校までの教員と異なり、大学の教員の場合は特別な資格は必要ではなく、あくまでも専門領域への深い造詣や知識・技能があるかどうかが重要になる。

  • 製薬開発技術者・研究者

    製薬会社や化粧品会社などの研究機関、大学の研究室などで製薬に関する研究や製造技術の開発・研究を行う。

    製薬開発技術者は、主に製薬会社や化粧品会社などで製品の開発のための企画立案や計画を立てて製品化を実現したり、品質検査や製造工程のチェック・指導など、製造に関する技術指導・管理などを行う。製薬開発研究者は、企業をはじめとした各種研究機関や大学の研究室などで、新薬の開発のほか、素材や化学物質の基礎研究、新薬開発のための製造技術の開発・研究など、それぞれの専門分野をもとに、「製薬」に関わる新しい研究を行う。高度な専門知識を必要とするため、多くは大学院で専門の研究を経て研究者となるのが一般的。

  • 食品技術者・研究者

    食材や食品、生産設備など、「食」に関するさまざまな技術・知識を追究する

    食品会社などで、新しい食品の開発をしたり、食品の生産・管理を行ったりするのが食品技術者。製造工程のチェックや品質検査、衛生検査、現場の監督者への技術指導などの作業管理なども行う。食品研究者は、食品会社の研究所や大学、研究機関などで新しい食材や食品の研究などを行う。遺伝子組み換えなどバイオ技術を活用した新しい食材の研究開発をはじめ、製造技術そのものの研究など、「食」に関わる様々な分野を専門的に追究する。栄養、食品、工業、化学、農業、水産業など、さまざまな分野からのアプローチが可能だ。

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初年度納入金:2024年度納入金 81万7800円  (入学金28万2000円含む)
年限:4年制
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水産大学校 食品科学科の学部の特長

食品科学科の学ぶ内容

安心安全な食品、衛生・品質管理、美味しさの研究や食文化の研究など食の知識と技術を学びます
食品科学の基本的な知識と、水産食品についての幅広い教養を修得。充実した研究設備を有しているので、水産加工や保存技術、水産物の成分化学から、食品の安全・衛生、食と健康、環境に関する知識まで高度な技術を磨くことができます。 実習では、缶詰やカマボコを自分たちで作るなど、実践的な授業が多いのも特長です。

食品科学科の授業

甲殻類アレルギーに関する研究
エビ・カニアレルギーの原因や身体との関係について研究を行っています。アレルギーの原因となるタンパク質に特殊な加工を施して無毒化し、治療薬への応用をめざしています。また未知の甲殻類アレルギーリスク因子の探索を行っており、まだ特定されていないアレルギー原因物質の存在を明らかにし、安全対策を講じます。

食品科学科の実習

食品系の学科でも、船に乗り込み「海」で実習!水産加工のスタート地点を体験します
練習船で漁業に参加し、獲れた魚の最適な扱い方を学ぶのが3年次の「洋上鮮度管理実習」。天然のブリやヒラメを材料に、どのタイミングで加工すれば鮮度が落ちないか?など取り扱い方法による品質の変化を実体験しながら理解します。海と水産業を専門的に学ぶための環境を整えた、本校ならではの実習です。

食品科学科の卒業生

北海道が豊かになるように(Mさん/2014年卒/釧路水産試験場勤務)
実は、本学科のように水産食品科学を専攻して学べる大学は珍しいのですが、水産食品科学を学んだことを活かして仕事ができる職は多いです。私は、北海道が豊かになるように、水産試験場で水産加工利用に関する研究や技術相談など様々な業務を行っています。水産大学校で得たものを職場で更に磨いています。

食品科学科の卒業後

日本ならではの「魚食」の高い安全性を守るため、学びを活かして水産関連企業や検査団体へ
本学科で身につけた食品の保存や科学的な知識を活かして、安全性をしっかり保つために行う試験や、食品中の添加物等を調べる検査機関への就職をめざすことができます。また、魚のシメ方や加工に関する見識をステップに、水産動植物を原料として扱う、加工品を生産している食品関連企業への進路も多く実現しています。

食品科学科の資格

食品の製造加工において必要とされる衛生上の専任管理者「食品衛生管理者<国>」を取得!
卒業生は、食品衛生法に基づく食品衛生管理者の資格を取得できます。この資格は、食品の添加物や製造加工の衛生に関して管理する国家資格です。食品生産現場では、こういった衛生を保持するための専任者を置くことが義務づけられています。その他、危険物取扱者<国>(甲種)の受験資格も取得できます。

水産大学校 食品科学科の資格 

食品科学科の取得できる資格

  • 食品衛生管理者<国>

食品科学科の目標とする資格

    • 技術士<国> 、
    • 食品衛生監視員

水産大学校 食品科学科の就職率・卒業後の進路 

・就職率/内定率  100%
(就職者数34名)

・主な就職先/内定先
北九州市、広島市(水産)、垂水市漁業協同組合、(一財)日本食品検査、(一財)日本食品分析センター、(株)ホテイフーズコーポレーション、日本ハム食品(株)、山崎製パン(株)、タイヘイ(株)、マリンフーズ(株)、(株)フジデリカ・クオリティ、カクサン食品(株)、林兼産業(株)、味日本(株)、東洋冷蔵(株)、(株)サンヨー堂、バローホールディングス(株)、(株)ライフコーポレーション、サミット(株)、(株)西原商会、トウショク(株)、(株)セコマ、(株)モリタ屋、(株)あきんどスシロー、(株)宇部ケイキ、(株)シモセン、(株)伊藤園、(株)ベネフィットジャパン、愛知県警察、山口県農業協同組合、旭酒造(株)、(株)国際電気セミコンダクターサービスほか

※2023年3月卒業生実績
進学(進学者数8名):本校の水産学研究科(修士課程相当)、他大学の大学院

水産大学校 食品科学科の問い合わせ先・所在地

〒759-6595 山口県下関市永田本町2-7-1
TEL:083-286-5371(教務課:入試専用)
nyushi@fish-u.ac.jp

所在地 アクセス 地図・路線案内
山口県下関市永田本町2-7-1 JR「吉見」駅から徒歩 15分
JR「下関」駅からサンデンバス(北浦線) 約45分 「水産大学校前」または「吉見永田」下車徒歩 5分

地図

 

路線案内


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