幼稚園の頃の先生に憧れて、幼い頃から目指してきた保育の現場。学生時代の実習などを通し、将来は幅広い年齢の子どもたちと接したいと強く思い、公立保育所への就職を希望。数々の就職試験の壁を突破し、現在勤務している公立保育所で働くこととなりました。子どもたちが楽しい毎日を過ごす裏側では、より良い保育のために職員同士が協力し合い、様ざまな工夫や取り組みを行っています。子どもはそれぞれ性格も成長度合いも異なるため、保育の現場では毎日が気づきの連続です。大切なのは一人ひとりの子どもや保護者としっかり向き合い、寄り添うこと。大好きな子どもたちの成長をすぐそばで見守られるのが保育士の魅力だと感じています。
2年間で経験した教育・保育実習は計4回。子どもたちと触れあえる機会が充実していたので、実践的な保育の方法や知識、心構えなど、実際の現場から多くを学ぶことができました。また、子どもたちとふれ合う独自のプログラム「こども造形教室」では、それぞれのアイデアをカタチにできるよう支援のポイントを研究。当日は子どもたちの豊かな発想力に驚かされました。さらに、絵本を80冊以上読み、保育の場面でどう活かすかを考えてまとめる「絵本ノート」の課題では、絵本の知識や書く力を習得。数々の授業を通して身に付けた実践力は保育の土台となり、いまの職場でも活かされています。
保育士や幼稚園教諭、どちらの資格も取得できることはもちろん、保育にかかわる様ざまな資格にも挑戦できる環境を選ぶことがおすすめ。千葉経済大学短期大学部では、自分の希望通りに時間割をカスタマイズでき、資格取得も目指せます。授業を通して取得した「リトミック指導者」の学びからは、子どもの音楽の素養や協調性を育みながら自らも成長できるリズム遊びの方法を習得することができました。また、公立保育士の採用試験は約2カ月の長丁場。力になってくれたのは先生方やキャリアセンターの方々でした。面接指導などを通して自分自身を見つめ直すことができ、本番では面接官の表情からも手応えを感じられる受け答えができました。
公立保育園(船橋市)勤務/こども学科 保育コース 卒/2019年卒/千葉県立船橋芝山高等学校卒。保育士と幼稚園教諭資格に加え、2年間で複数の資格取得が可能なカリキュラムや、きれいな校舎と充実した設備のキャンパスなどにひかれて千葉経済大学短期大学部こども学科に進学を決意したというUさん。実習やイベントを通じ、学生時代から多くの子どもたちとふれ合い、保育者として必要なスキルや素養を習得。就職活動では幼少期に住んでいた千葉県船橋市を身近に感じていたことや、同市内で働く母親からの後押しもあり船橋市の公立保育士を志す。キャリアセンターや先生のサポートを受けながら長期間の採用試験を乗り越え、見事合格通知を手にした。