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近年は裁判数が増加していることに加えて、社会構造や家族構造の変化などにも影響を受け、刑事・民事ともに裁判所が扱う事件は複雑化しています。また、「裁判員制度」の導入により、裁判所事務官が担う仕事内容は以前よりも幅広くなり、業務量も増えているようです。裁判は現代社会になくてはならないシステムであるため、裁判所の運営を支える裁判所事務官へのニーズはこれからも変わることはないでしょう。ただし、税金負担などの問題から公務員の業務の効率化が進み、一人あたりの業務負担が増えることが予想されます。
より迅速な対応が求められる
裁判件数が増え、さらに一つひとつの内容が複雑化するほどに、裁判官や裁判所書記官の業務負担は増加。そのため、補佐役である裁判所事務官の手腕に大きく期待が寄せられています。裁判官や裁判所書記官が自身の仕事に専念できるよう、裁判所事務官は指示された仕事を確実かつ迅速に進め、スムーズな裁判進行に寄与することが今後よりいっそう求められるようになるでしょう。
コミュニケーションスキルの重要性
裁判所事務官は、裁判官や裁判所書記官のように法廷に出る仕事ではありませんが、当事者の裁判手続きを補助したり、弁護士や法律事務所の職員、証人への応対をしたりと、外部の人とかかわるシーンも多くあります。事務職とはいえ、実は常に人とかかわる仕事なのです。裁判件数の増加に比例して対人スキルの重要性は高まり、また、内容が複雑化するほどに裁判所事務官に問われる知識も高度化しています。裁判員制度の導入以降は、裁判員への案内・対応も裁判所事務官の役割になりました。そのため、裁判員制度の目的や重要性を理解してもらい、慣れない世界への不安やとまどいを解消してあげられるような高いコミュニケーション力が問われるようにもなっています。
法律以外の知識やスキルが重宝される
社会構造の変化によって裁判の内容が多様化し、テレビなどでも裁判報道をよく目にするようになりました。これまで一般の人にとっては遠い存在だった裁判が身近になりつつあるのかもしれません。裁判所としてマスコミにどう対応するのか方針を決めることや、世間への広報活動も、裁判所事務官が担う役割となります。法律の知識のみならず、人の行動・心理に関する知識や情報伝達のスキルも求められるようになってきています。