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獣医師の気になる?年収・給料・収入

獣医師の気になる?年収・給料・収入

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獣医師の働き方は、動物病院、動物園などの施設、製薬会社に雇われるだけでなく、国家公務員、地方公務員として働くケースや開業医として自分で動物病院を経営するケースなど幅広いため、どのような働き方をするかによって収入に差があります。
獣医師は専門性の高い職業であり、医療に携わる仕事なので給与が高いイメージがありますが、特に動物病院で働く獣医師は診療時間後に手術をしたり、動物の容体が変わり急に対応が必要になったりと、勤務時間が長く変則的になる傾向があるばかりでなく、気力、体力ともにハードな仕事であるため、「給料は決して高いとは言えない」と感じている人も多いようです。

獣医師の初任給は?

獣医師の初任給は27.6万円です。一般的な同年代の平均初任給額を見てみると、大学卒の場合は約20.6万円、高専・短大卒の場合は約17.9万円 ですから、初任給は同年代と比べ高額と言えます。

獣医師の収入はどれぐらい?

それでは実際の年収はどれぐらいもらえるのかを見ていきましょう。「平成29年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)によると、獣医師の平均月収は、男性で37.8万円、年間ボーナスは81.5万円、年収では535.5万円です。女性の場合、平均月収は34.7万円、年間ボーナスが72.5万円、年収では489.1万円という結果でした。収入の男女差は、男性の方が僅かに高くなっています。日本国民の所得の中央値は442万円であるため、獣医師の年収は比較的高いと言えます。

獣医師の平均給与

獣医師の平均給与

年齢や経験によって獣医師の収入に差はあるの?

年齢や経験年数によって収入は変わっていくのでしょうか?
まず年齢別平均年収額の推移を見ていきます。20代前半(20~24歳)は男性が337.6万円、女性が334.3万円でした。その後、年齢が上がるとともに年収は増加傾向にあります。本調査では、男性は50代後半(55~59歳)の816.2万円、女性は50代前半(50~54歳)の789.5万円でピークに達していました。

年齢別 獣医師の年収推移

年齢別 獣医師の年収推移

次に経験年数別で見てみましょう。獣医師の月収は経験年数が増えるごとに増加します。0年は27.6万円、1~4年で30.8万円、5~9年で34.9万円、10~14年で40.2万円、15年以降で46.5万円でした。
年間ボーナスも、経験年数が増えるごとに、確実に増加していきます。経験年数0年はおおよそゼロからのスタートですが、1~4年で63.5万円、5~9年で80.4万円、10~14年で125.6万円になります。ピークは15年以降で153.8万円でした。

経験年数による獣医師の収入推移

経験年数による獣医師の収入推移

働く場所の規模によって獣医師の収入に違いはあるの?

次に働く場所の規模によって収入に差が出るのかを見ていきましょう。
平均年収は、規模100~999人が438.6万円で最も高い値となっています。次いで10~99人が417.1万円、1000人以上が347.2万円でした。年間ボーナスも同様、規模100~999人が最も高く123.3万円、次に10~99人が69.1万円、1000人以上が68.3万円という結果でした。

規模別 獣医師の年収・年間ボーナス平均額

規模別 獣医師の年収・年間ボーナス平均額

獣医師の年収は働く場所の違いによって大きく変わる

獣医師の年収は、働く場所の違いによって大きく変わってきます。
○動物病院の場合
各動物病院の設定によって給与が変わってきます。経験年数を重ねるにつれて金額が上がっていく病院もあれば、ある一定のところで頭打ちになる病院もあるようです。最近は改善されてきているようですが、なかには保険制度が整っていない病院もあるので、就職するときは念のため福利厚生などの待遇面を確認するといいでしょう。
○独立して動物病院を開業する場合
土地を探して建物を建て、医療機器や設備を整えるなど、開業するまでに多額の資金が必要となりますが、成功すれば年収1000万円以上稼ぐことも可能のようです。とはいえ、診察料は医師自身が決められる自由診療という形態であるため、同じ開業医であっても収入は人によって差があり、場合によってはどこかの病院に雇われている獣医師のほうが収入が高いという可能性もあります。
○地方公務員の場合
その自治体の定める給与体系に沿って支給されます。体力的にもハードな仕事でありながら、自治体によっては事務職と同じ給与体系とされているため、近年は初任給調整手当を支給する待遇改善の動きも出ています。
○そのほか
製薬会社・保険会社など企業の場合は、給与は会社の規模などによってさまざまで、専門職として給与水準が高いところもあるようです。
以上のように、獣医師は、働く場所によって収入に差がある職業と言えます。また、特に動物病院で雇用される場合は、勤務時間が長く不変則である場合もあり、給与や待遇が見合わないこともあるようなので、就職を考える際は、給与体制等を事前にしっかりと確認しておきましょう。

出典

「平成29年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2017/index.html

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