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ドッグトレーナーの楽しいことと大変なこと

ドッグトレーナーの楽しいことと大変なこと

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業務上、多くのドッグトレーナーが感じられる楽しいことにはどのようなことがあるでしょうか。犬がいい子になること、飼い主に感謝されることなどがあるようですが、噛まれることは大変なことだと言います。あるドッグトレーナーに楽しいこと、大変なことについて聞いてみましょう。

楽しいこと

しつけをして犬がいい子になって飼い主との関係がよくなることはとても楽しいとあるドッグトレーナーは言います。「この子は言うことを聞かないからもういやだ」と言っていた飼い主が驚くほどいい子になる犬はたくさんいるのです。それはお互いのコミュニケーションが下手だっただけであり、ボタンの掛け違いだったということが、あとになってよくわかります。お互いによい関係を築くことができると「先生、ありがとう」と感謝されるのだそうです。
また、犬がまだ小さなころからお付き合いをしていくと、その後の成長が見られるのが楽しいと話します。初めはしつけ教室で週に一度の割合でしつけをするので、頻繁なお付き合いがありますが、基本的なことができてくると週末のグループレッスンに変わります。一定のしつけができ、犬と飼い主がいい関係が保たれるようになれば、訓練は終了です。その後は、月に一度のトリミングに来てくれたり、お泊りでホテルに来たり、小さかった犬の成長を見ることができるのがとても楽しいのだそうです。飼い主はお茶菓子を持ってきてくれたりすることもあり、お付き合いが犬を通じて深くなっていくこともあります。
犬はトレーニングをしたあとでも、トレーナーのことを覚えているので、お店に喜んで入ってくる子もいるそうです。
トリミングは人間が歯医者に行くのに似ていると言います。歯医者に行くのが好きな人はあまりいないと思いますが、検診には行かなければなりません。トリミングも同じで、犬はあちこち触られて、耳の毛を抜かれ、足の裏にはバリカンをかけられます。さらに爪を切って1時間~2時間じっとしている必要があります。それでも喜んで来てくれるように、ドッグトレーナーは工夫をするのです。ここに行くと楽しいという印象を犬に植え付けるわけです。そのため、トリミングが終わったらドッグランで他の犬と遊べる時間を設けます。飼い主としても嫌がっているところに犬を連れていくわけではないため、連れていくのに罪悪感をもたずに済むのだそうです。犬も飼い主も喜んでくれることは楽しいと話してくれました。

大変なこと

トリミングやトレーニングではたまに逃げようとして暴れる犬もいるそうです。幼年期に暴れて逃げることに成功すると、犬は逃げることに前向きになり、やがて暴れて逃げることしか考えなくなると言います。すると、ずっと暴れてしまうのです。小さなころのしつけがどれだけ重要かがわかります。
暴れるだけならまだいいそうですが、噛む犬もいます。あるドッグトレーナーは「噛まれると痛いし、縫うほどのけがをしたこともある。そういう意味では犬は動物であり怖い生き物」だと話します。犬が噛むのも「怖い」と感じているからです。人間もそうですが、追いつめられると逃走か攻撃のどちらかになるのです。
事故はちょっとした瞬間に、何かのきっかけでスイッチが入って起こります。やはり犬も動物なので、急にスイッチが入ると何をするかわからないこともあるそうです。そのため、プロになるとふつうに歩いている犬を触ろうとは思わないと言います。「うちの子は噛みませんから」という犬に限って危ないのだとか。特に、預けた瞬間にガブっと噛むのは「トリマーあるある」だと話していました。

取材協力

谷野孝光

『人と犬、両方の幸せを!』をモットーに、飼い主の耳の痛いことを言い続けて20数年。犬との共生社会の実現に向けて、犬数千頭とその飼い主に触れてきたドックトレーナーです。生涯飼育のお手伝いをするべく犬の幼稚園、保育園、美容院、ホテルを営み、社会に貢献することを目指しています。

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