![全国のオススメの学校](/images/assets/icon_navi_school_2.png)
全国のオススメの学校
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栃木県農業大学校(農業総合学科)専修学校/栃木
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名古屋医健スポーツ専門学校(農芸テクノロジー科(4年制))スポーツ・保育・医療・リハビリ・食・農業・健康美の総合校で夢と感動を届ける人に!専修学校/愛知
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北里大学(グリーン環境創成科学科)現代社会のニーズに応える「生命科学」の総合大学私立大学/神奈川・青森・東京・新潟
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鹿児島県立農業大学校(肉用牛科)専修学校/鹿児島
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滋賀県立農業大学校(園芸課程)専修学校/滋賀
今回話をしてくれたのは
![PROFILE](/images/assets/icon_profile.png)
農林水産省
![農業になるには](/images/assets/icon_navi_book_2.png)
農業になるには
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農業を行うために、特別な学歴や資格は必要ありません。農地があり、農作物を育てる技術と知識があれば始められます。家が農業を営んでいる場合は、手伝いを通して実践で覚えていくのが近道です。ただし、より良い土作り、安定した収穫を得るためには、地質、肥料などの化学の知識などが必要になります。さらに、より多くの収入を得て長く続けるためには出荷後の販売戦略も知っていたほうがよいでしょう。そのためには、農業高校、農学部のある大学、専門学校、農業大学校などで農業のイロハから学ぶことが有利になります。また新規就農相談センターが実施する研修などで学び、就農につなげる道もあります。
農業の学校の選び方
![POINT](/images/assets/icon_point.png)
幅広い知識、土壌や作物の研究・開発、最先端のバイオテクノロジーなどに興味があるなら、農学部のある大学でじっくりと学ぶのがいいでしょう。専門的、実践的に技術を身につけたいなら、2年の短期間で実習も数多くあり、農業に携わっている人との交流も盛んな道府県の農業大学校や専門学校がおすすめです。
農業に求められる人物は?適性を知る
![POINT](/images/assets/icon_point.png)
自然の中で作物を育てるということは、コツコツと毎日作業を積み重ねていくことです。時には天候不順によって作物が育たないことや、害虫によってダメになってしまうこともあり、根気強く試行錯誤を繰り返していくことが大切です。そして、何よりも自然に囲まれた生活に喜びを感じられる人が適しています。アウトドアが好き、土に触れたり、草木や花の観察などが好きだと、農作業も楽しく行うことができるでしょう。また、ほとんどの農家が個人事業主です。判断力や安定した収入を得るための経営能力なども必要になってきます。
農業の必要な試験と資格は?
![POINT](/images/assets/icon_point.png)
農家になるために必須の資格はありません。しかし、地質や化学などの知識は身につけておいたほうがいいでしょう。また、農業を始めるにあたって有利となるのが、農耕用の車を運転できる大型特殊自動車免許やけん引免許、日本農業技術検定、農業機械士、肥料、農薬などの選定に必要な毒物劇物取扱者、ハウス栽培でボイラー設備を使用するなら重油を扱うので、危険物取扱者などです。
農業を目指せる学校の学費(初年度納入金)
![POINT](/images/assets/icon_point.png)
大学・短大
初年度納入金
72万
3800円
~ 192万
5230円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
専門学校
初年度納入金
86万円
~ 184万
2000円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
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記載されている金額は、入学した年に支払う学費(初年度納入金)です。また、その学費(初年度納入金)情報はスタディサプリ進路に掲載されている学費(初年度納入金)を元にしております。卒業までの総額は各学校の公式ホームページをご覧ください。
![農業の仕事内容](/images/assets/icon_navi_person_2.png)
農業の仕事内容
農業は、自然の中で、季節を感じながらさまざまな農作物を自分の手で生産するのが仕事です。農業を始めるにあたって学歴や特別な資格は必要ありませんが、土作りから収穫まで、育てる作物やその土地の気候、地質によって異なるので、土や肥料についての知識や経験が必要になります。家が農家の場合は実践を積むのが近道ですが、そうではない場合、それらの知識を身につけるには農学部のある大学や農業の専門学校、農業大学校などを経て、個人事業者として開業するか、農業法人、企業の農業研究機関に就職する方法があります。最近では、無農薬栽培や有機栽培、また生命科学(バイオサイエンス)などを応用した作物の栽培も注目され、農業の幅は広がっています。ただし、台風や積雪などの天候に左右されて収入が不安定になりやすい、難しい仕事でもあります。長く安定的に続けるためには専門的な知識を常に学んでいくことも大切です。
農業の気になる?年収・給料・収入
![POINT](/images/assets/icon_point.png)
育てる作物はもちろん、自営農家、農業法人に属しているのか、また、農業を中心に生計を立てている専業農家なのか、農業とほかの仕事を両立させている兼業農家なのかによっても収入は異なります。農林水産省の「農業経営統計調査」によると、専業農家で自営の場合の平成27年(2015年)の平均年収は、544万円です。農家の収入は、その年の収穫高、自然災害の有無によっても大きく異なってくるのがほかの職業と違う点です。また、肥料や機械などの経費も大きく、前述の農林水産省の調査によると、農業経営費の平均は391万円のため、所得は153万円となります。
農業の就職先・活躍できる場所は?
![POINT](/images/assets/icon_point.png)
実家が農家の場合は、家族とともに家業を継ぐケースが多いようです。そうでない場合は、大学や農業大学校、専門学校などを卒業した後に、自営農家や農業法人、食品メーカーや企業の農業研究機関等に就職するのが一般的です。自然の中で行う農業は、何よりも経験が必要です。そういった現場で経験を積んでから、ゆくゆくは独立して自営農家になる人も多くいます。また、最近では都市部の屋内での栽培、最先端技術を用いた植物工場なども増加傾向にあり、農業の知識を身につけることで従来よりも仕事の幅が格段に広がっています。
- 農地
農業のズバリ!将来性は?
![POINT](/images/assets/icon_point.png)
現在の農業の大きな不安材料は高齢化が進んでいることです。しかし、同時に一般企業の参入や、農業に従事する若者が増加傾向にあること、さらに日本の農業は世界でも高い技術を誇り、海外からの研修者も増えているなど、チャンスは広がりつつあります。販売ルートも市場への出荷のほかに、直接消費者への販売やレストランとの契約、海外への輸出など選択肢は広がっています。また、地域振興の一環として、地域のオリジナル作物、ブランド化の推進などの動きも活発になっているので、地域と一緒にさまざまな方法を見出すことによって、農業が大きく変わる可能性も秘めています。
農業の先輩・内定者に聞いてみよう
![花き生産者として働く吉田 詩織さん](/school/9002047108/images/image_3906693_s.jpg)
自分の経験を基に、花の魅力や育て方、管理方法をたくさんの人に伝えていきたい
テクノ・ホルティ園芸専門学校
花き生産コース
花き生産コース
![ミニトマト栽培管理者として働く松村 奏さん](/school/9002047264/images/image_4063889_s.jpg)
自分の努力が文字通り「実」になる仕事。自然のエネルギーを感じられるのも魅力です。
専門学校オイスカ・アグリ・カレッジ
国際協力科
国際協力科
![農業として働く小竹 花絵さん](/school/9002047108/images/image_3906689_s.jpg)
学生時代、野菜づくりの授業を通して野菜の味に感動!そしてこの道を志しました。
テクノ・ホルティ園芸専門学校
園芸療法・福祉コース(2019年4月 野菜生産コースに名称変更)
園芸療法・福祉コース(2019年4月 野菜生産コースに名称変更)
農業を目指す学生に聞いてみよう
![Photo](/school/9002048452/images/image_3971739_s.jpg)
6次産業やドローン技術、農業の未来につながる学びが魅力です!
北海道ハイテクノロジー専門学校
スマート農業ビジネス学科
スマート農業ビジネス学科
![Photo](/school/9002047108/images/image_3906642_s.jpg)
大好きな多肉植物から頑張る活力をもらっています
テクノ・ホルティ園芸専門学校
花き生産コース
花き生産コース
![Photo](/school/9002043112/images/image_4324524_s.jpg)
牧歌的な風景の中、のどかな大学生活を送れるのが最大の魅力です!
酪農学園大学
農食環境学群 循環農学類 農学コース
農食環境学群 循環農学類 農学コース
農業のやりがいを聞いてみよう
自然の中で、自分の手で土作りから収穫までを行えるのが一番大きなやりがいとなっているようです。さらに日々手入れをして時間をかけて作物を育て収穫できたときの喜びは格別なもの。自分が育てた作物が高い評価を受けたり、人気になったりすると自信もつきます。最近では、食の安全への意識が高まってきたこともあり、生産者の名前を記して販売される機会も多くなってきました。消費者に直接評価される機会も増え、大きなやりがいにつながっているという声も聞かれるようになりました。そして、自然を身近に感じ、季節の移り変わりを肌で感じながら仕事ができることも、ほかの職種では味わうことができない醍醐味(だいごみ)であり、やりがいとなっているようです。
農業の志望動機を教えて!
自然の中で、日照時間に合わせて汗を流しながら作業をする農業。「アウトドアが好きだから」「小さい頃から植物を育てるのが楽しかった」など、自然を肌で感じることが好きだからという理由で農家を目指す人は多いようです。土に触れること、自然の中にいることが好きという気持ちは農家を目指すうえで一番重要なことかもしれません。また、実家が農家だからというのもよく聞かれる理由のひとつで、小さい頃から収穫したてのおいしい野菜を食べていて、それが当たり前のことだったから、と農家を継ぐ人もいるようです。また、最近ではスローライフやオーガニック食品のブーム、食の安全に関心が高まってきたことから農家に興味を抱き、農業の道へ進みたいと考える人も増えているようです。