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調理師のズバリ!将来性は?

調理師のズバリ!将来性は?

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多くの調理師が働く外食産業は景気、コロナ禍などにより低迷していましたが、景気回復への期待や外国人観光客の増加などにより徐々に回復し約25兆円(2024年度)を超える巨大な市場規模を維持しています(一般社団法人日本フードサービス協会)。外食産業に欠かせない調理師は、今後も必要とされていくでしょう。また、ユネスコの無形文化遺産に登録された和食には、世界的にも注目が集まっており、和食分野の若手調理師への期待も高まっています。最近では、食べることや食事の大切さを子どもたちに伝える、食育の担い手としての役割も増えています。また日本の食の魅力を世界に発信するグローバルな活躍も期待されています。

外食産業は堅調に回復&成長傾向

「公益財団法人 食の安全・安心財団附属機関 外食産業総合調査センター」の調べによると外食産業の市場規模は2023年に24兆1512億円となり、前年から20.2%増加しました。飲食店の市場はファミリーレストラン、そば・うどん店、すし店、ファストフードなど全て前年実績を上回っています。ホテル・旅館の宿泊施設部門は宿泊客増加やインバウンド回復で30.9%増。集団給食部門も学校給食は若干減少傾向ですが、事業所給食や病院給食、保育所給食は増加。料飲主体部門の喫茶店、居酒屋・ビヤホール、料亭・バーもいずれも大幅に伸びています。広義の外食産業市場規模(料理品小売業を含む)は31兆7828億円で、前年より15.6%増加しました。人が生きていくなかで「衣・食・住」の食を抜くことはできません。コロナ禍後の回復とインフレ傾向に伴い、外食産業は堅調に回復し成長している状況です。

多様な料理ジャンル

日本ほど多彩な食が楽しめる国も少ないでしょう。日本料理やすし・そば・うどん・ラーメン、中国料理にフランス・イタリアなどの欧米料理、エスニック料理にアフリカ料理…。日本にいて食べられない料理はほとんどないと言えるほどです。どんなジャンルの料理でも調理師は必要とされます。また自分オリジナルの創作料理を作るという道もあり、活躍の場は多岐にわたります。

注目度の高い和食と国産食材

ヘルシーな食事として欧米などで人気のある和食ですが、ユネスコの無形文化遺産に登録され、注目度が増しています。しかし、調理師志望者の多くは西洋料理で、和食志望者は少ないのが現状です。未来の和食の担い手として、若い調理師に期待が寄せられています。さらに、国産食材や地産地消、安全性の高い食材を選ぶ傾向が強まり、国産の新鮮な食材や、製造過程が明確な安心できる食品を使った料理を提供することが、消費者の信頼につながっています。そのため、調理師は「安全性」「品質」「産地」など食材の多様な背景を理解し、適切に対応する知識と能力がますます重要となっています。国産食材の特徴や安全管理に関するスキルもあわせて学ぶことが、現代の調理現場では求められるでしょう。

食育の大切さ

食育とは、日本の食文化や毎日の食べ物が自分の健康な体作りにいかに大切かなどを教えていくものです。外部の学校などから依頼されて、話をする場合もあります。小さな子どもたちにわかりやすい言葉で、時には笑わせながら楽しくおもしろく伝えていくことは簡単ではありませんが、今後の調理師に求められる仕事の1つです。

2025年10月更新
出典

令和4年・5年(各年1月~12月) 外食産業市場規模推計について(2024年)
(一般社団法人 日本フードサービス協会 公益財団法人 食の安全・安心財団附属機関 外食産業総合調査センター)
「日本の農業の持続可能性に関する意識調査」(2024年) (農林中央金庫)

取材協力・監修

上杉大介※2025年10月更新
調理師。株式会社杉六 代表取締役。高校卒業後、調理専門学校を経てホテル・居酒屋・懐石料理店等のさまざまな飲食業種で修業。調理技術とともに接客経営業務も経験後、2006年、28歳で独立開業。2011年、株式会社杉六設立。現在も「食(和食)」「お酒(日本酒・焼酎)」すべて国産にこだわった業種を展開中。

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