運動や体を科学の観点で分析する方法を学んでいます。例えば、運動時における血中の乳酸値を時間を追って測定し、体力のピークがいつかを知ることもできます。僕は部活で水泳に取り組んでいるので、授業で得た知識を、身体作りや運動メニューの考案に役立てています。データから短距離型か長距離型かがわかります。
地元の大分に戻り、教員になって水泳部を指導したいと思っています。そして大学で学んだ科学的な視点を活かし、選手育成に取り組みたいです。データに裏付けされたトレーニングメニューを考案し、選手の成長に貢献したい。そのためにも、選手を支えるような知識とスキルをさらに身につけたいです。
3歳から取り組む水泳を続けたかったので、実績ある国士舘大学に惹かれ、またスポーツに直結する科学が学べる点にも魅力を感じ入学を決めました。プールやトレーニングルームなど充実した施設も決め手となりました。
高校ではもともと文系選択でしたが、理工学部での学びはとても楽しいです。データの測定や機器の操作が多いので、運動に興味があれば誰でも興味を持って取り組めると思います。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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1限目 | 教育実習I(事前指導) | 制御工学 | 体育方法学・実習(ラグビー) | |||
2限目 | 地球科学B | 教育方法論 | 体育方法学・実習(バレーボール) | 体力測定・評価 | ||
3限目 | 健康医工学C | 医療系実験B | スポーツ社会学 | |||
4限目 | 健康医工学C | 社会学B | 医療系実験B | 学校保健 | ||
5限目 | 教育課程論 | |||||
6限目 |
いちばん面白かったのは「健康医工学C」です。例えばベンチプレスの重量について「どこまでできるか」極限を探るのは危険です。しかし最大値を計算から導けるのです。※掲載内容は2017年取材時点のものです。