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刑事施設の受刑者や収容者は減少傾向にありますが、受刑者や収容者の高齢化も目立つようになり、刑務官にかかる負担は以前よりも大きくなっています。刑務官の採用は今後も一定数が保たれる見込みですが、責任も負担も大きい仕事であるのは間違いありません。しかし勤務地において職務をまっとうすることができれば、経験年数に応じて昇進しやすくなります。民間企業の課長職に相当するのが看守長で、おおよそ14年勤務でこの地位まで昇進する可能性があります。昇進に応じて給料も上がるので、将来のプランを立てやすくなるのもメリットです。
必要とされる刑務官
法務省矯正統計表によると、刑事施設(刑務所・少年刑務所・拘置所)に収容されている1日平均の人数は男女合計で5万9670人。この数がゼロに近づくことは想定しにくいため、刑務官という職業が今後も必要とされるのは間違いありません。
一方で近年指摘されるのは受刑者や収容者の高齢化です。体調を崩して入院するような事態になると、刑務官は24時間付き添いをしなければならないため負担が大きくなります。また、刑務官の定年退職に加えて、職場環境に慣れずに退職する人もいるため、人員不足になっている施設もあります。給与の高さや手厚い福利厚生ばかりに目を向けて職業を選択すると、厳しい現実が待っていることも覚えておきましょう。
昇進
刑務官の昇進は、上司に相当する担当官が各自の働きぶりを見て昇進を認可します。階級でいうと、看守→主任看守→看守部長→副看守長という順序で昇進します。ここまでが一般職で、この先は管理職です。管理職の最初の役職は看守長で、これは民間企業の課長に相当する役職です。順調に昇進したと仮定して採用から14年勤務でこの地位まできます。ここから先は努力次第ですが、刑務所長などの上級幹部に昇任する道も開かれています。また、海外留学や研究員としての海外派遣、職務に関連した研究を行う制度なども用意されています。昇進すれば年収もそれに応じて上がっていくため、将来設計を立てやすいのが大きなメリットです。
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