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銀行員の学校の選び方

銀行員の学校の選び方

全国のオススメの学校

メガバンクをはじめとするほとんどの銀行では、現在、行員の新卒採用は、基本的に大卒を前提に募集しています。ですから、まずは大学に進学する必要があるといえます。学部については、規定はありませんが、経済学部や商学部、法学部出身者が多いようです。なお、地方銀行の場合は地元の大学を卒業している人が採用されやすいという傾向もあるようで、将来を見越して進学先を決めるといいでしょう。また、窓口業務の一般職や事務系の行員については、専門学校卒や高校卒の採用枠がある銀行もあります。ただしそういった採用人数が少数であることは否めません。

出身学部に制約なし

銀行員の募集要項には大卒の規定はあっても、学部の指定はありません。経済学部や商学部、経営学部、法学部出身者が多いのは事実ですが、行員には文学部や工学部、教育学部の出身者など、幅広く採用されています。特に最近注目されているFinTech(Finance+Technologyの造語。金融サービスとITを組み合わせて革新的な金融サービスを生み出すことを目指す動き・技術のこと)やデジタル化の流れから、理数系の人が採用されるケースも増えています。

在学中に学ぶべきこと

銀行業界は大きな変革期を迎えています。一人ひとりがスマートフォンを持ち歩くのが当たり前になってきた今、顧客が支店に来店することを前提にしたビジネスモデルは立ちいかなくなっています。また、少子高齢化によって働く人が少なくなることは明らかなので、従業員が手で作業をしていて不効率であった業務を、FinTechの活用やデジタル化によって効率化したり、国内でのビジネスだけでなく海外への進出などを行っていたりします。
在学中はニュースなどで銀行業界が目指している大きな流れをつかみ、そこで求められる銀行員像を自分で想像し、自分にふさわしい学びを行うべきでしょう。

取材協力・監修

柴田直良※2020年9月9日更新

2009年 楽天株式会社入社(楽天銀行出向)。2015年 住信SBIネット銀行入社。2020年9月現在はファイナンス事業部長として、中小企業の顧客基盤拡大・カードローン等の個人向けローンの拡大の責任を負う。

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