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今回話をしてくれたのは
野崎 千華(ナレーター/フリーアナウンサー)
元南日本放送アナウンサー。放送局退社後、養成所を経てナレーター、フリーアナウンサーとして活動。声優事務所やナレーター事務所に所属し、テレビ番組やCMナレーション、情報番組では生ナレーションにも携わる。2018年よりフリーランスで活動中。※「野崎」の「崎」は正しくは「たつさき」
ナレーターになるには
高校卒業後、4年制大学や短大、専門学校を卒業しナレーターとなるのが一般的です。場合によっては、一度会社員になってから独学や通信教育などで学び、ナレーターを目指す方もいます。ナレーターになるために資格は必要ありませんが、実力社会のため、どれだけ幅広い表現ができるか、また自分にしかできない表現ができるかは収入を左右します。そして、特にフリーランスとして仕事を獲得するためには人脈も大切な要素となるため、専門学校に通っておくことで紹介をしてもらえたり、現役ナレーターとして活躍する講師とのパイプができたりするなど有利なこともあります。
ナレーターの学校の選び方
多くのナレーターは高校や大学を卒業後、もしくは学校と並行して、養成所や専門学校に通ったという方が多いようです。他にもワークショップなどでスキルを磨く方法もあります。どのような学校を選ぶかは、自分の状況に合わせて通いやすい場所を選びます。たとえば、毎日専門学校に通うことが可能な環境であれば全日制のスクールを選ぶことも可能ですが、社会人として働きながらナレーターを目指す場合であれば、職場や自宅から近い夜間のスクールを目指す必要があります。自分が通うときの年齢や目指すものに応じて適切な学校を選びましょう。
ナレーターに求められる人物は?適性を知る
ナレーターとして求められる力や適性にはどのようなものがあるのでしょうか。前提として、誰にでも好感を与える声であること、聞き取りやすい声であること、そして滑舌が良いことが求められます。プロのナレーターとしてそれぞれの番組に採用されている時点で、ナレーターとしてのスキルはできて当たり前のことです。加えて、その映像が何を伝えたいのかを瞬時に察する能力、そして映像の内容に合った声色を出せる表現力が求められます。
ナレーターの必要な試験と資格は?
ナレーターになるために必要な資格はありません。しかし、養成所や専門学校などで、ナレーターに必要なスキルや表現力を学ぶことは必須であるといえます。さらに、専門学校卒業後もオーディションでアピールするための「自分にしかできない表現」や、テレビ局やラジオ局、制作会社の担当者の印象に残りやすい声などの武器を磨くこと、そしてどのような内容の仕事であっても対応できるよう、常にさまざまなことにアンテナを張ることが大切です。
ナレーターを目指せる学校の学費(初年度納入金)
大学・短大
初年度納入金
97万円
~ 222万円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
専門学校
初年度納入金
103万円
~ 165万
5000円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
※
記載されている金額は、入学した年に支払う学費(初年度納入金)です。また、その学費(初年度納入金)情報はスタディサプリ進路に掲載されている学費(初年度納入金)を元にしております。卒業までの総額は各学校の公式ホームページをご覧ください。
ナレーターの仕事内容
ナレーターとして活躍する人の多くは、ナレーションをおこなうために必要な知識や技術を養成所や専門学校で学びます。養成所や専門学校で学んだあとは、ナレーター事務所に入るためのオーディションを受けるのが一般的です。しかし、事務所に入ったからといって安定して仕事がもらえるわけではありません。常にオーディションや営業活動などで仕事を勝ち取っていくことが求められます。実績を積みながらナレーターとしてレギュラー番組の仕事がもらえるよう目指します。
ナレーターの気になる?年収・給料・収入
ナレーターの平均年収は約350万円~420万円程度と言われています。しかし、その乖離は大きく、ほとんど収入がないナレーターから年収1,000万円を超えるナレーターまでいるため、一概に350万円~420万円程度稼ぐことができるわけではありません。多くのナレーターはアルバイトなどと掛け持ちで仕事をしています。ナレーターだけで生活していくためにはオーディションに合格し、仕事の幅を広げること、そして徐々に継続したレギュラーを勝ち取ることが必要です。
ナレーターの就職先・活躍できる場所は?
ナレーターの就職先には大きく分けて、事務所に所属するもしくはフリーランスになる方法、そしてコンテンツ制作企業に就職する方法の二つがあります。自分の表現力を試したい、ナレーターとして高みを目指したいという場合や、テレビ番組でのナレーションのように表舞台に出る作品を担当したい場合には事務所に所属するのが良いでしょう。一般的な会社員のように安定した収入を目指す場合には、コンテンツ制作企業に専属のナレーターとして入社する方法もありますが、かなりの狭き門となります。
- イベント会場
- 劇場
- コンサート会場
- テレビ局
- ラジオ局
ナレーターのズバリ!将来性は?
テレビ、ラジオなどに加え、近年ではYouTubeなどの動画サービスが好まれるようになり、企業も広告の手段として動画制作をおこなうことが増えました。そのため、企業の広告手法も画像や文章などよりも映像コンテンツが増えつつあります。そのため、ナレーターのニーズも高まるでしょう。しかし、人気ナレーターに仕事が集中するなど狭き門であることに変わりはなく、どれだけ多彩な表現ができるかが求められます。さらに、AIや音声合成ソフトなどの進化により、ナレーターの仕事自体がなくなるのではという声もあります。影響はあるのでしょうか。
ナレーターの先輩・内定者に聞いてみよう
ナレーションは音楽でいえばセッション。台本を超えて、自由にしゃべるのが醍醐味です
専門学校東京アナウンス学院
アナウンス科
アナウンス科
ラジオ局で地域の魅力を発信中。声の技術で、分かりやすい情報を届けたい
大阪情報ITクリエイター専門学校
声優系コース
声優系コース
ナレーターを育てる先生に聞いてみよう
求められるものに応えられる、マルチタレントを育てる先生
専門学校アニメ・アーティスト・アカデミー
アニメ制作・声優総合理論科
アニメ制作・声優総合理論科
マルチに活躍できる、グローバルな声優を育てる先生
専門学校アニメ・アーティスト・アカデミー
アニメ制作・声優総合理論科
アニメ制作・声優総合理論科
ナレーターを目指す学生に聞いてみよう
夢は声優になること。声優・北野聖奈の声をたくさんの人に届けたい!
専門学校 大阪ビジュアルアーツ・アカデミー
声優学科 アニメ声優専攻
声優学科 アニメ声優専攻
未来を見据えて目標設定!マルチに活躍できる表現力を身に付けたい
専門学校アニメ・アーティスト・アカデミー
アニメ制作・声優総合理論科
アニメ制作・声優総合理論科
表現力に長けたしゃべり手をめざして個性を磨いていく
専門学校東京アナウンス学院
アナウンス科
アナウンス科
ナレーターのやりがいを聞いてみよう
ナレーターを目指す人の多くは、自分の表現力やスキルで多くの人に何かを伝えることに魅力を感じています。ナレーターは、ニュース番組からバラエティー、コマーシャルやラジオ番組などさまざまな場で求められる表現をすることが必要であり、まさに「自分なりの表現力・伝える力」を発揮できる舞台であるといえるでしょう。さらに、1つの番組や作品などをたくさんのスタッフとともに作り上げていくことに大きなよろこびを感じるナレーターもいます。
もっと詳しく調べてみよう
ナレーターの1日のスケジュール
ナレーターの一日は、どのような仕事にかかわっているか、またその頻度によって大きく異なります。テレビやラジオで毎日放送されているような番組を担当していれば、会社員と同じように、決まった時間にスタジオに入り、打合わせ~下読み~リハーサル~本番と、決まった時間に終わります。単発の仕事であれば、仕事ごとに違う現場に行き、打合わせ、本番を迎えます。
ナレーターの持ち物を見せて!
ナレーターが常にもち歩いているものとはいったい何でしょうか。基本的に仕事は現場ですべて完結しますが、さまざまな現場を転々とするため常にもち歩いているものがあります。職業柄必須だというグッズもいくつかあります。ナレーターならではのカバンの中身を紹介しましょう。
ナレーターの1年目はどうだった?
ナレーターの養成所や専門学校を卒業したからといって、すぐに仕事ができるわけではないのがこの職業の厳しいところです。多くのナレーターは卒業と同時に所属できる事務所を探します。そして、ボイスサンプルの作成をしたり、オーディションに参加したりしながら、単発の仕事やレギュラーの番組への採用を目指します。
ナレーターに会いに行こう
テレビやラジオで活躍するナレーターに直接会って話を聞くためにはどこへいけば良いのでしょうか。ナレーターの中には、決まった番組に出演している人も多くいますが、出入りのタイミングで声をかけることはなかなか難しいでしょう。ナレーターに会える可能性の高いものを紹介します。
ナレーターのキャリアパス
ナレーターの仕事はほとんどが委託業務のため、事務所に所属しているかどうかは業務の遂行には直接は関係ありません。しかし、どのような仕事ができるかは所属事務所によって変わってきます。そのため、さまざまな事務所を転々とするナレーターや、自分の名前で勝負できるようになればフリーになる方もいます。
ナレーターの20年後、30年後はどうなる?
ボーカロイドや「音声合成ソフト」、そしてAIなどが進化し続けている現代、ナレーターの仕事の需要はどのように変化していくのでしょうか。さらに、近年では全く違う業界で働きながら「副業でナレーターをしている」という人も現れています。が、ボーカロイドや、「音声合成ソフト」にナレーターが取って代わられてしまう可能性はあるのでしょうか。
ナレーターになるために今から役立つ経験
高校までの勉強でナレーターに直接かかわるものはないと思う方も多いかもしれません。しかし、実は学校の勉強の中にもナレーターになるために大切な学問がたくさんあります。ナレーターを目指すためには高校時代から学校の勉強でどのようなことを重点的に学んでおく必要があるのでしょうか。
ナレーターになるための勉強時間・やり方
ナレーターになるためには学歴は不問です。しかし、養成所や専門学校でナレーターになるためのスキルや知識を得ておくことはマストであるといえます。高校生でナレーターを目指しているのであれば、高校卒業後にナレーターの養成所や専門学校にいくことをおすすめします。あるいは、アナウンサーなども視野に入れているのであれば、大学に進学し、一般教養を身につけてから養成所や専門学校に進むのも良いでしょう。
ナレーターが仕事をするときの心がけ
ナレーターは業務委託で番組ごとの契約のため、一度レギュラーが決まればずっと仕事があるというわけではありません。常にオーディションを受け続け、新しい現場への挑戦をし続ける必要があります。また、仕事に絶対穴をあけられない緊張感もあります。そんなナレーターだからこそ心がけていることはどんなことでしょうか。
ナレーターの楽しいことと大変なこと
ナレーターは自分の声で表現すること、そして自分の話す言葉で人に物事を伝えることが楽しいと話す方が多くいます。さらに、チームとして多くの人と番組を作り上げるやりがいもあるといいます。一方で、生活が不規則になってしまうなどの大変な面もあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。