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大学教員が仕事をするときの心がけ

大学教員が仕事をするときの心がけ

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教育という仕事の特性上、自分で自分の授業のやり方を考えなくてはならない大学教員はどのようなことを心がけているのでしょうか。ここでは、ある大学教員が学生と向き合い、授業をするうえで心がけていること、大学教員として大切にしているポリシーを聞きました。

どうせ学生はわからない、と手を抜くことは絶対にしない

心がけ「ユニークな学生さんを育てたい」
心がけ「ユニークな学生さんを育てたい」

学生に対し、どうせ理解できないだろうし、これくらいでいいか、と手を抜くことは絶対にしません。少しくらい難しくても、5年後10年後に「あれはこういうことだったのか!」とわかってもらえるくらいの難易度でもいいと、個人的には思っています。
特に私の担当している「文学」というジャンルは、即効性を求めるものではないこともあり、簡単に理解できることだけ話しておしまい、といったことはしたくありません。
そのため、講義の準備やスライドなどの資料の作成にもついつい時間をかけすぎてしまうことはありますし、どのくらいまでの難易度であればギリギリ理解できるのかのバランスにはとても気を配っています。

大学教員は絶対に穴をあけることはできない、だから無理をしない

私は学生たちに伝えたいことがたくさんあるため、講義の準備にはついつい時間をかけすぎてしまいますが、それでも絶対に徹夜はしないようにしていますし、無理はしないようにしています。
大学教員の仕事は、全15回の授業で伝えたいことを伝え切ることができればOKなんです。そのため、例えば今週は学務が立て込んでいて授業の準備があまりできなかったな、と思ったら来週にその穴埋めをしたりします。無理をして、今週中に何が何でもやらなくては! と思い詰めて倒れてしまっては元も子もありません。
よく、まじめな大学教員の方ほど倒れるまで頑張ってしまうことがあります。しかし、過労で倒れてしまっては先が続きませんし、万が一、自分が倒れてしまい入院するようなことがあれば、その穴埋めに学生課の職員や代理の大学教員、そして学生にとたくさんの人に迷惑をかけることになります。専門性の高さが求められる講義は、そもそも自分以外の方に代理を頼むことのできません。そのため「なるべくていねいにやるが絶対に無理をしない」ということは常に意識しています。
とはいえ、東京から東北地方に毎週新幹線で移動するは体力的にもしんどいと思うことがあります。週に2回は大学の宿舎に泊まっているため、自宅ではない環境で寝なければならず、熟睡できない日もあります。長距離移動の疲れについては慣れの問題かもしれませんが、特に新幹線移動のあった日は、たとえ疲れている自覚がなかったとしても「今日は早く寝よう」などと、意識的に無理をしないように心がけています。

取材協力

トミヤマユキコ

ライター/大学講師。早稲田大学法学部、同大大学院文学研究科を経て大学講師に。少女マンガ研究を中心としたサブカルチャー関連講義を担当している。ライターとしては『小説すばる』『yomyom』『エル・グルメ』などで日本の文学・マンガ・フードカルチャーに関する連載を持つ。著書に『夫婦ってなんだ?』『40歳までにオシャレになりたい!』『大学1年生の歩き方』など。

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