• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 仕事・資格を調べる
  • 医療・看護・歯科・薬
  • 医師
  • 登場するマンガやドラマ
医師が登場するマンガやドラマ

医師が登場するマンガやドラマ

全国のオススメの学校

医師をモデルにしたマンガやドラマはたくさんありますが、そのなかでも現役の医師も参考になった作品を紹介します。作品に触れることで、医師の現場や、患者となる方の気持ちが少しでも理解できるようになると思います。業界の人たちからの評価が高い作品もあるので、目を通してみるといいでしょう。

現場に近い医療を描く『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』

フジテレビ系列で2008年から放送されていたドラマシリーズです。その後スペシャル版や2nd シーズン、3rd シーズンを経て映画化もされた人気作品です。病院の救命救急センターを舞台に、救急科専門医の研修でフライトドクターを目指すフェローたちの成長や葛藤が描かれています。
現役医師から見ても医療の内容が現場とかなり近く、細かな描写は参考になる場面も多くあります。手術や医療行為、言葉づかいなどは、救急の専門医ではない医師にとっても勉強になるくらい専門的です。普段はなかなか経験できない実際の手術場面なども映像化されており、教材としても素晴らしかったと思います。
さらに、2008年の1stシーズンから、2017年の3rdシーズンにかけて、劇中でも同じような時間経過があり、登場人物たちが成長していくリアルな過程、葛藤など、同じ若手医療者として共感できる場面が多くありました。

医療技術の正確性が魅力!『ドクターX~外科医・大門未知子~』

テレビ朝日系列で2012年から放送されていたドラマシリーズです。第6期まで放送されている人気シリーズです。外科医の専門医ライセンスをもつフリーランスの医師である主人公が、大学病院の古い体質や制度・考え方などと対立しながらも「私、失敗しないので」の決め台詞とともに、どんなに難易度の高い病状の患者に対しても絶対にあきらめることなく手術を成功させていくストーリーです。劇中では、ほかの医師が驚くような術式や、常識では考えられないような手術のアイデアが数多く披露されるとともに、手術のシーンのリアルさも話題となりました。
もちろん設定や展開は実際の現場と異なるものの、医師から見ても細かい医療技術については現場さながらの正確性を感じました。
そして、このドラマを通じて医療に対する世間のイメージが変わっていったようにも感じます。
最近の医療ドラマは、監修が素晴らしく、医師から見ても勉強になることがあります。
そして、人間の気持ちの機微を敏感にとらえるためにも、ドラマや漫画は若手医師の勉強材料として良い素材となるかもしれません。

取材協力・監修

有路登志紀※2020年9月2日更新

消化器外科医10年目。群馬大学医学部医学科卒業後、群馬、埼玉での勤務を経て2017年より江戸川区の森山記念病院で勤務して現在に至る。二次救急を主体とし、消化器外科の緊急手術から緩和ケアまで幅広く対応する地域医療を目指しています。

関連する仕事の登場するマンガやドラマもチェックしよう

関連する記事

医師を目指せる学校を探すならスタディサプリ進路
RECRUIT