
仲間と支え合いながら一つの製品を完成させることがやりがいです
世田谷のドイツパンを中心としたベーカリーでパン職人として働いています。パン作りはチームワークが欠かせない仕事ですが、学生時代に少人数の班で実習に取り組んだ経験が生きています。学校では、実習日ごとに担当が決まっていたため、一人ひとりの役割がはっきりしていて、自然と責任感が身につきました。当時は、ミキサー担当のときに生地へ食塩を入れ忘れてしまったことがあります。班のみんなは優しくフォローしてくれましたが、「自分の判断一つで仕上がりが変わる」という重みを強く感じました。それらの経験が現在、仲間と支え合いながら一つの製品を完成させるやりがいにつながっています。
私がこの分野と学校を選んだ理由は、技術だけでなく理論をしっかり学べる点に魅力を感じたからです。実習でうまくいかなかったときも、先生が「なぜそうなるのか」「どう改善できるのか」を理論的に説明してくださるので、次の実習にすぐ生かせます。また、学生時代に学園祭で行われたコンテストでは、飾りパンの生地の編み込みに挑戦し、技術賞をいただきました。学生が企画から運営まで行う学園祭は、日頃の成果を多くの人に見てもらえる大きな舞台で、強く印象に残っています。そしてこの経験によって、プロとしての意識も高まったと感じています。

班のみんなと声をかけ合いながらの実習でした
学校生活では、限られた1年間の中で密度の濃い学びができています。パン科では、食パンや菓子パンからフランスパン、ドイツパンまで、幅広い製パン技術を身につけました。さらに洋菓子・和菓子の基礎も学び、パン作りに応用できるようになりました。カリキュラムは実習が中心で、理論や経営、販売についてもバランスよく学べる構成。1年制ですが、同級生も先生も「同じ目標に向かう仲間」という意識が強く、短い時間だからこそ、集中して成長できる環境だと感じました。

学園祭で挑戦した飾りパンが評価されました

ベッカライ・ブロードハイム 勤務/製パン技術学科/2025年卒/東京都出身。地元で愛される家業のパン店を原点に、製パンの道を志す。日本菓子専門学校・製パン技術学科で、少人数制の実習と理論を組み合わせた学びを経験。学園祭のコンテストでは技術賞を受賞するなど、着実に力を伸ばした。現在は世田谷の人気店でドイツパンの魅力を発信している。
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