「疾病を予防するための栄養指導や食事療法などの最新医学の専門知識、さらにはチームワークやコミュニケーション能力も身についた」と話す赤木さん。将来の夢に向け、現在頑張っていることをお聞きしました。
食と健康の関係について学んでいます。「基礎栄養学実験」という授業では食品に含まれる5大栄養素の性質とそれらを摂取した際の代謝を学びました。また「専門実践実習」では「疾病予防」を選択し、「フレイル予防教室」の企画・提案を知立市役所の担当者と計画しています。私の目標は児童福祉施設または産婦人科で働く管理栄養士。子どもを対象にした食育や妊娠中の女性に向けた栄養管理についてより深く学びたいと考えています。
カロリー計算しながら献立を作成し、人数分の食材を発注するのも学生が担当する「給食経営管理実習」など、実習が多く行われます。その実習ではハニーマスタードチキンや天ぷらを作ったことが心に残っています。時間内に100食以上作るのは大変でしたが、調理した食事をクラスのみんなで評価し合った際、他のグループのメンバーから「低カロリーだけど美味しい!」と絶賛してもらえて頑張った甲斐があったと感じました。
私にとって毎年90%以上という管理栄養士国家試験合格率の高さがこの大学の魅力でした。3年次からは模擬試験、苦手な分野を集中して学ぶ夏休みの特訓クラスなどがスタートし、いよいよ国家試験に向けた勉強がはじまったんだ!と実感しています。管理栄養士の国家試験は4年次の2月末に行われます。周りには同じ目標に向けて頑張る仲間がいるので、私もみんなといっしょに合格できるよう、励まし合って必死で勉強しています。