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料理研究家のやりがいを聞いてみよう

料理研究家のやりがいを聞いてみよう

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自分が苦労して考えたレシピが多くの人に届き、実際に調理され、「おいしい」と食べてもらえることは料理研究家にとって一番のよろこびです。
世の中にまだ無い新しいものをゼロから生み出すのは簡単なことではありませんが、だからこそ、自分が納得できるレシピが誕生し、それを多くの人に気に入ってもらえることは大きなやりがいに繋がります。
料理には正解が無く、アイデアや工夫しだいでいくらでも新しいメニューを生み出すことができるため、レシピ作りは1回1回が挑戦であり、長期間取り組んでも飽きることはありません。
その可能性の大きさこそが、料理研究家という仕事の醍醐味だと語ってくれる人もいます。

自分のレシピで人を笑顔にできる

何度も試作と試食を繰り返して出来上がったレシピが多くの人に知られ作ってもらえることで、「このレシピで料理を作ったら家族によろこばれた!」「本当においしかった」といった感想を耳にできることが、料理研究家にとって最もうれしい瞬間です。
これまでの苦労も吹き飛び、「もっと多くの人を幸せにするために頑張ろう!」という次へのモチベーションに変わるそうです。

レシピを通して多くの人と繋がれる

料理研究家はお店でお客様に料理をふるまうわけではないため、ダイレクトにその反応を目にすることはできません。
とはいえ、自分がアップしたブログに感想が書き込まれたり、出演した番組や著書の反応を関係者の方から伝え聞いたりする中で、「自分のレシピがこんなにも多くの人に愛されている」という実感を得られます。“わが家の味”としてレシピを愛好してくれる人や、自分なりのアレンジを加えてレシピを発展させてくれる人がいることも、料理研究家にとってはすべてがよろこばしいことです。
1つのレシピを通して、日本中、世界中の人と繋がることができるダイナミックさもこの仕事の大きな魅力です。

自分のレシピが作品として残る

時間をかけて生み出したレシピは、料理研究家にとってわが子のような存在であり、世界で1つだけの作品です。
自分の手で何かを生み出し、作品として残すということは、誰にでもできることではありません。自慢のレシピが雑誌やWEBなどのメディアに掲載され、たくさんの人の目に留まり、記録にも記憶にも残っていくというのは、とても幸せなことだと言えるでしょう。

人生の糧となる「食」を担う

料理研究家の仕事は、人の人生に直結します。なぜなら、「食」は人が生きる上で欠くことができない要素だからです。
おいしい料理や楽しい食事の時間は人を幸せにし、栄養のある料理は生きるパワーを与えてくれます。多くの人の豊かな暮らしを支えているという実感を得られることも、料理研究家としての誇りとやりがいになるでしょう。

自身をブランド化して仕事ができる

料理研究家として実績を作り、人気が出てくれば、テレビの出演や単独でのレシピ本の出版といった仕事の依頼がくることもあるでしょう。
消費者の関心が高いため、企業が「○○さんと一緒にぜひ仕事がしたい」とオファーすることも増えて、活躍の場はぐんと広がります。
芸能人やタレントのように自身をブランド化し、その名前でさまざまな仕事のチャンスを得られることも、料理研究家という仕事のおもしろさです。

取材協力・監修

西岡麻央

料理研究家

高窪美穂子※2020年8月26日更新

料理研究家。自身の体調維持のため培った目利き力で選んだ素材で作る家庭料理教室を主宰し、無添加のシンプルおいしいレシピで人気となる。飲食店・企業用商品開発、レシピ連載等各種メディアでも活躍。食の知識・目利き力を体系化したオリジナルメソッド講座、レシピ創造思考等を可視化・言語化したオリジナルメソッド講座も主宰。著作に2016グルマン世界料理本大賞Fish部門世界トップスリー『ラクチン! お魚クッキング』 2014グルマン世界料理本大賞Single Subject Cookbook日本代表『おうちでできる天然おだし料理入門』ほか。オリジナル商品に「おだしマジック!粉鰹」。

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