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グラフィックデザイナーのやりがいを聞いてみよう

グラフィックデザイナーのやりがいを聞いてみよう

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グラフィックデザイナーの大きな役割は、伝えたいことをいかにデザインで表現するかということ。どのような書体を使うか、色はどうするか、写真の雰囲気はどうするかなど、試行錯誤を繰り返し、依頼主とのやりとりを重ね、時間をかけてひとつのデザインを完成させます。そのため、深夜まで仕事をしなくてはならないこともありますが、苦労して完成したデザインが、依頼主や読者の心に届いたときに、やりがいやよろこびを感じ、忙しい毎日の原動力になるという人が多いようです。

人の心に届くデザインができたとき

グラフィックデザインは私たちの身のまわりにあるさまざまものにかかわっています。悩み抜いて完成させた自分のデザインが、多くの人の心に届き、行動を起こすきっかけになるという経験は、グラフィックデザイナーの醍醐味ともいえるでしょう。

依頼主の思いを形にできたとき

依頼主から依頼を受けるとき「どうやったら商品の良さやものづくりへの思いを伝えられるのか悩んでいる」など、明確な方向性がない場合もあります。そこで、グラフィックデザイナーが依頼主の思いをうまく汲み取り、お互いに満足できるデザインとして表現できたとき大きな達成感を得ることができるようです。

取材協力・監修

公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会

1978年設立。通称JAGDA。東京オリンピックのポスターをはじめ数々の名作を残した故・亀倉雄策らを中心に設立されたグラフィックデザイナーの全国組織。現在約3000名の会員を擁する。年鑑の発行、展覧会やシンポジウムの開催、デザイン教育、公共デザインや地域振興への取り組み、国際交流など、多岐にわたる活動を通じてグラフィックデザイナーを支援している。

馬渕智浩※2020年9月10日更新

DTPオペレーターを経験したのち2003年8月より制作会社のグラフィックデザイナーとして入社。2017年5月より独立し(株)バンダイ(現Bandai spirits)が運営するキャラクターコラボのカフェ(Charabread、ラスカルベーカリー)などのロゴデザインを中心に各種プロモーションツールなどの制作を通じ、ブランディング全般を担当。その他、個人事業者の名刺から大手企業のプロモーションツールまで幅広くデザインを手がけGDdesignとしてフリーランスの活動をしている。

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