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診療情報管理士

診療情報の管理・分析を行い、医療や病院経営をサポートする仕事

診療情報管理士の主な業務は、カルテなどに書かれた患者の診療情報が正しいものであるかの確認や、データベースへの入力・管理。さらに、医療費の計算に関する業務や、蓄積したデータを分析して医療や病院経営の質を上げるサポート役も担う。資格がなくても就ける仕事ではあるが、診療情報管理士の資格を取ることで、医療現場で即戦力として働きやすくなる。(2025年11月更新)

診療情報管理士になるには

診療情報管理士は、日本病院会が認定する民間資格です。日本病院会が指定する大学・専門学校で学ぶか、日本病院会が実施する通信教育を受けたのち、試験に合格することで取得できます。資格をもっていることで、業務に必要な医療知識やデータ解析のスキルが身についていることの証明となり、病院や診療所(クリニック)などへの就職にもつながりやすくなるでしょう。なお、診療情報管理の業務を行うこと自体には資格は必須ではありませんので、資格がなくても、医療の知識や医療現場での経歴を生かすなどして働くことが可能です。
PROFILE

今回話をしてくれたのは

一般社団法人 日本病院会

1951年6月に設立され、現在は日本の病院のすべての経営主体が参加し、全国8000病院のうち2500病院が加盟する病院団体。「医の倫理の確立」と「病院医療の質の向上」を目指して、病院経営の支援や医療従事者へ向けたセミナーなどの開催を行う。その一環として、1972年に開始した診療情報管理士の養成とともに資格取得のためのカリキュラムの構築、提供も行っている。2022年現在、診療情報管理士の認定者数は4万3000人を超えている。

POINT

診療情報管理士の学校の選び方

診療情報管理士の資格取得を目指す場合は、二つの進路があります。一つは、日本病院会が指定する大学または専門学校への進学。もう一つは、日本病院会が実施する診療情報管理士通信教育の受講です。指定校もしくは通信教育を修了すると、診療情報管理士認定試験の受験資格を得られます。未経験から診療情報管理士として働くこともできますが、必要な知識や経験を学習してから働き始めることで、業務をスムーズに進めやすくなるでしょう。
POINT

診療情報管理士に求められる人物は?適性を知る

診療情報管理士は、カルテを整理したり診療情報を入力することに加え、データの集計や分析などを通じて、医療や病院経営の質を上げるサポートができる仕事です。医療に貢献したいという思いや、もっと優れた医療を届けたいという情熱があると、より一層前向きに取り組めるでしょう。医療の技術や情報管理に用いるデジタル機器は日に日に進歩するため、新しい知識に対する興味や好奇心も大切です。医師や病院の経営者とやり取りする場面も多いため、コミュニケーション能力も必要になります。
POINT

診療情報管理士の必要な試験と資格は?

日本病院会が認定する診療情報管理士の資格取得を目指して勉強することで、医療や情報管理に関する基礎知識や実際の仕事内容の情報が得られるため、いざ働き始めたときにスムーズに業務に取りかかれるようになるでしょう。資格を取得していることで、医療機関に就職しやすくなるメリットもあります。
POINT

診療情報管理士を目指せる学校の学費
(初年度納入金)

大学
短大
初年度納入金
106万円
194万0円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
専門
学校
初年度納入金
80万円
140万円
学費(初年度納入金)の分布
学部・学科・コース数
※ 記載されている金額は、入学した年に支払う学費(初年度納入金)です。また、その学費(初年度納入金)情報はスタディサプリ進路に掲載されている学費(初年度納入金)を元にしております。卒業までの総額は各学校の公式ホームページをご覧ください。
REPORT

診療情報管理士を目指す学生に聞いてみよう


診療情報管理士の仕事内容

診療情報管理士の主な仕事は、病院やクリニックで、患者のカルテをはじめ、健康情報、病状、治療行為などの診療情報を点検・確認することです。検査報告が的確に行われているか、投薬に間違いがないかなどを、医師や薬剤師などの医療従事者と連携しながら確認します。また、記録された診療情報をデータベースに入力、分類するのも大切な仕事の一つです。近年、医療の世界でもデータの活用が重要視されていることから、データの作成、分析を通して、医療や病院経営の質を評価・改善していく過程に携わることもあります。医師や看護師など複数の専門職が連携するチーム医療のなかで、診療情報管理士は正確な診療情報を共有し、患者中心のより良い医療のために活用できる仕事といえます。勤める病院によって、求められる業務が変わってくる部分もあるでしょう。

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POINT

診療情報管理士の気になる?年収・給料・収入

診療情報管理士の平均年収は481万4000円(令和6年度)です。あくまで全国平均なので、働く地域や病院、年齢、経験、勤務形態などによって前後するといえます。
POINT

診療情報管理士の就職先・活躍できる場所は?

診療情報管理士の多くは、病院や診療所(クリニック)などの医療機関に就職しています。その規模によって、診療情報管理士の業務内容が変わる可能性が高いといえます。大病院だと専門性が求められ、小規模な診療所だと幅広い業務を担当することが多くなるでしょう。また、診療情報管理士としての就職ではありませんが、診療情報管理士の資格や知識、経験を生かして、民間の医療ソフトウエア開発会社などで働く人もいます。
病院
POINT

診療情報管理士のズバリ!将来性は?

医療の世界のデジタル化に伴い、診療情報管理士の仕事は、カルテの管理に加えて、病気の分類やその精度の向上に関する業務、医療や病院経営にかかわるデータの分析など幅広くなってきています。医療や病院経営の質を上げるために重要な仕事なので、その分野を担う診療情報管理士は重宝され、必要不可欠な存在になっていくと考えられます。
REPORT

診療情報管理士の先輩・内定者の話を聞いてみよう

診療情報管理士

診療情報管理士

診療記録を管理する専門家。2年間の通信教育課程を経るなどして取得

診療情報管理士とは、医療機関で日々蓄積される診療記録を管理する仕事。診療記録に含まれるデータは、診療上はもちろん、研究や病院経営の面からも重要であり、これを正しく管理する専門家の存在は不可欠だ。日本病院会では「診療情報管理課程通信教育」(基礎・専門課程各1年)を実施し、人材の育成に努めている。全課程修了後、診療情報管理士認定試験に合格することで資格が取得できる。

診療情報管理士の就職先

病院、診療所などの医療機関などで医療事務職として働く。

診療情報管理士をとるには

診療情報管理士の受験資格

一般社団法人日本病院会診療情報管理士通信教育を修了した者。一般社団法人日本病院会指定大学および指定専門学校で指定単位を修得し、卒業した者。

診療情報管理士の合格率・難易度

合格率
62.9%
第18回

診療情報管理士に関連する資格団体

(一社)日本病院会
電話:教育課・診療情報管理士認定試験係:03-5215-6647
URL:https://jha-e.jp/

診療情報管理士 を目指せる資格

診療情報管理士に関連する学問

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