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ファイナンシャルプランナーに求められる人物は?適性を知る

ファイナンシャルプランナーに求められる人物は?適性を知る

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お金に関する悩みや問題を抱える相談者に対して、適切なアドバイスや提案を行うのがファイナンシャルプランナー(FP)の仕事です。このためFPには、高いコミュニケーション力が求められます。また、速いスピードで移り変わる金融情報をいち早くキャッチし、相談者に提供できる情報収集力も欠かせません。資金の貯め方や商品のお得な購入方法など、お金についてあれこれ考えるのが好きな人は、FPという職業に向いていると言いえるでしょう。

コミュニケーション能力

FPは人と接する機会の多い仕事です。相談者が抱えている問題をきちんと聞き出すには、相談者との信頼関係を築ける高いコミュニケーション能力が不可欠です。相談者にとっては、あまり話したくないような内容まで踏み込んで聞き出さないと、本当に役立つ解決策を提示することが困難になるからです。

お金のことを考えるのが苦にならない

例えば、何か大きな買い物をしようと考えた時、どうやって資金を貯めるのか、一番得する購入方法は何か、その商品は自分に適しているのか、といったことを考えるのが好きな人はFPという仕事に向いていると言えます。その反対に、あれこれ考えるのが面倒で、つい衝動買いをしてしまうという人はFPに向いていないかもしれません。

新しい知識を得ることが好き

金融の世界は、速いスピードで移り変わっています。その中には、税制や法律制度の改正、新しい金融商品の登場など、FPが知っておくべき情報が数多く含まれています。さまざまな変化に柔軟に対応しながらあらゆる方面にアンテナを張りめぐらせて新たな情報をいち早く吸収し、相談者に提供できる能力がFPには必要です。情報を更新せずに放置すると、相談者に損をさせる可能性もあります。そうした失敗を防ぐためにも、新情報をキャッチする能力は欠かせません。

取材協力・監修

大間武※2020年8月31日更新

ファイナンシャルプランナー。飲食業をはじめ多業種の財務経理、株式公開予定企業などの経理業務構築、ベンチャーキャピタル投資事業組合運営管理を経て、2002年ファイナンシャルプランナーとして独立。2005年株式会社くらしと家計のサポートセンター、NPO法人マネー・スプラウト設立。「家計も企業の経理も同じ」という考えを基本に、「家計」「会計」「監査」の3領域を活用した家計相談、会計コンサル、監査関連業務、講師・講演、執筆など幅広く活動。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。

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