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ファイナンシャルプランナーの必要な試験と資格は?

ファイナンシャルプランナーの必要な試験と資格は?

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かつてファイナンシャルプランナー(FP)は民間資格でしたが、平成14年(2002年)に国家資格として「ファイナンシャル・プランニング技能士」が創設されました。ファイナンシャル・プランニング技能士は3~1級の3段階に分類されており、難易度が最も高いのは1級です。
試験を実施するのは「NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会」(日本FP協会)と「一般社団法人金融財政事情研究会」(金財)という2つの団体で、どちらで受験しても国家資格の「ファイナンシャル・プランニング技能士」(FP技能士)に認定されます。
その他に、日本FP協会が認定する民間資格AFPとCFP®もあります。

ファイナンシャル・プランニング技能士

ファイナンシャル・プランニング技能士は、「日本FP協会」と「金財」という2つの団体が実施する国家資格で、3~1級の3段階に分かれています。

3級ファイナンシャル・プランニング技能士

3級検定には学科と実技試験があります。
学科試験の問題は日本FP協会・金財とも一緒で、ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継の6分野から出題されます。
実技試験は、日本FP協会と金財で出題範囲が異なります。前者は資産設計提案業務から出題されますが、後者は個人資産相談業務と保険顧客資産相談業務の中から1科目を選択します。
学科試験合格率/日本FP協会85.34%、金財65.43%(令和2年〈2020年〉1月)
実技試験合格率/日本FP協会=資産設計提案業務79.45%、金財=個人資産相談業務50.22%、保険顧客資産相談業務48.19%(令和2年〈2020年〉1月)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

2級検定には学科と実技試験があります。
学科試験の問題は日本FP協会・金財とも一緒で、出題範囲は3級検定と同じです。実技試験は、日本FP協会と金財で出題範囲が異なります。前者は資産設計提案業務から出題されますが、後者は個人資産相談業務、中小事業主資産相談業務、生保顧客資産相談業務、損保顧客資産相談業務の4科目から1科目を選択します。

学科試験合格率/日本FP協会41.86%、金財28.81%(令和2年〈2020年〉1月)
実技試験合格率/日本FP協会=資産設計提案業務62.61%、金財=個人資産相談業務33.13%、中小事業主資産相談業務55.81%、生保顧客資産相談業務45.88%、損保顧客資産相談業務67.22%(令和2年〈2020年〉1月、損保顧客資産相談業務のみ令和元年〈2019年〉9月)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士

1級ファイナンシャル・プランニング技能士の試験方法や試験日は、日本FP協会と金財で異なります。
特に大きく異なるのは受験資格で、日本FP協会の1級ファイナンシャル・プランニング技能検定を受験するには、CFP®認定者、CFP®資格審査試験の合格者、金財が実施した1級ファイナンシャル・プランニング技能士検定の学科試験合格者、金財の「FP養成コース」修了+実務経験1年以上のいずれかを満たすことが必要です。金財の1級ファイナンシャル・プランニング技能検定の受験資格は、学科試験と実技試験に分かれています。まず学科試験を受験するには、2級ファイナンシャル・プランニング技能検定に合格+実務経験1年以上、5年以上の実務経験、厚生労働省認定金融渉外技能審査2級に合格+実務経験1年以上のいずれかを満たすこと。実技試験を受験するには、1級FP学科試験に合格、金財の「FP養成コース」修了+実務経験1年以上、CFP®認定者、CFP®資格審査試験の合格者のいずれかを満たすことが必要です。
1級ファイナンシャル・プランニング技能士になるには、こうした条件と自分の現状を照らし合わせながら、どちらの試験を受けるのかを選択することになります。
学科試験合格率/金財11.81%(令和2年〈2020年〉1月)
実技試験合格率/日本FP協会=資産設計提案業務93.0%(令和元年〈2020年〉9月)、金財=資産相談業務84.92%(令和2年〈2020年〉2月)

AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャルプランナー)

AFPは、日本FP協会が認定する民間資格です。同協会認定の教育機関が実施する「AFP認定研修」の修了と2級ファイナンシャル・プランニング技能検定の合格が必要で、この要件を満たした後、同協会に登録するとAFP資格を取得できます。AFP認定研修を修了すると、2級ファイナンシャル・プランニング技能士の受験資格を獲得できるため、実務経験の未経験者でも3級ファイナンシャル・プランニング技能検定を受けずに、2級ファイナンシャル・プランニング技能士とAFPというダブルライセンスの保有者になることが可能です。
2つの資格を有することで、よりFPとしての信頼性を高めることができ、仕事をする上で役に立つことが多いため、多くのFPがファイナンシャル・プランニング技能士とAFPの資格を保有しているようです。
全国のAFP認定者数=16万1803人(2020年8月現在)

CFP®(サーティファイド ファイナンシャルプランナー)

CFP®は、北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアを中心に世界24カ国・地域(平成28年〈2016年〉3月現在)で導入されている国際的な資格です。受験資格はAFP認定者で、6科目の審査試験に合格、エントリー研修を修了、通算で3年以上の実務経験があるといった要件を満たすとCFP®資格を取得できます。
全国のCFP®認定者数=2万3245人(2020年8月現在)

出典

3級FP技能検定試験結果(日本FP協会、2020年1月実施)

2級FP技能検定試験結果(日本FP協会、2020年1月実施)

1級FP技能検定試験結果(日本FP協会、2019年9月実施)

試験結果:2020年1月試験(一般社団法人 金融財政事情研究会、2019年10月21日公開)

試験結果:2020年2月FP1級実技試験(一般社団法人 金融財政事情研究会、2020年3月27日公開)

取材協力・監修

大間武※2020年8月31日更新

ファイナンシャルプランナー。飲食業をはじめ多業種の財務経理、株式公開予定企業などの経理業務構築、ベンチャーキャピタル投資事業組合運営管理を経て、2002年ファイナンシャルプランナーとして独立。2005年株式会社くらしと家計のサポートセンター、NPO法人マネー・スプラウト設立。「家計も企業の経理も同じ」という考えを基本に、「家計」「会計」「監査」の3領域を活用した家計相談、会計コンサル、監査関連業務、講師・講演、執筆など幅広く活動。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。

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