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不動産鑑定士と似ている仕事との違いは?

不動産鑑定士と似ている仕事との違いは?

不動産鑑定士と似ている仕事には何があるでしょうか。一般的には公認会計士や土地家屋調査士などが挙げられますが、同じ鑑定という意味では、宝石鑑定士やコーヒー鑑定士、そしてソムリエなどもあります。どこがどう違うのか、似ていると言われる仕事との違いを解説します。

土地家屋調査士、公認会計士のほかソムリエも

企業の価値を認定したり裁定したりする公認会計士や、不動産の表示に関する登記を行う土地家屋調査士とは価値を認定したり不動産を扱うという点で似ているところが多いようです。
また、宝石鑑定士という仕事もあります。例えばダイヤモンドなら、色(Color)、透明度(Clarity)、カラット(Carat)、カット(Cut)の4つを表す4Cという基準がありますが、ダイヤモンドを購入する際に宝石鑑定士が評価した鑑定書がつくので、安心して買うことができます。売主側としては「この商品はこのようなすばらしい商品です」と表明するわけです。
同じような職業にコーヒー鑑定士があります。コーヒー鑑定士はまず、視覚・触覚でコーヒー豆を外見から識別します。その後、味覚・嗅覚を使ってカップテストと呼ばれる判断を行い、最終的に異味や異臭を確かめて豆を買いつけるかどうかを判断します。やはり、コーヒー鑑定士のお墨つきがあるコーヒーであれば安心する、おいしいと感じる人が多いようです。
さらに、不動産鑑定士はソムリエとも通じるところがあると言えます。“信用補完”の機能をしていると、ある不動産鑑定士は考えています。信用補完は経済用語で、簡単に言うと信用力を強化するしくみのことです。
ソムリエはご存じのとおり、ワインの価値を評価する仕事で、ワインに使われているぶどうやその産地、製法などの専門的知識をもち、テイスティング能力が必要です。レストランで客の要望に沿ったワインを選ぶアドバイスができるだけでなく、ワインとのマリアージュ(食べ合わせ)などを紹介することも仕事です。
不動産鑑定士も価値表明や信用保証をする点では宝石鑑定やコーヒー鑑定士、ソムリエとよく似ていますが、不動産鑑定士は国家資格であり、投資家サイドに立つわけではなく、売り主でも買い主でもない、第三者的中立の立場を理想としています。
不動産鑑定士のPR大使に『アプレイざるちゃん』と『コンさるくん』というキャラクターがいます。不動産鑑定士の英語名アプレイザー(Appraiser)と、業務の一つであるコンサルティング(Consulting)をもじって名づけられました。コンサルティングとは、例えばある土地があった場合、周辺環境や競合物件などを勘案してアドバイスを行うことです。マンションを建てるよりはホテルのほうが高評価になるとか、オフィスビルの上階にホテルを入れることでさらにビル自体の価値が上がるなど、さまざまな条件を吟味したうえでの企画や提案を言います。ソムリエが食事の素材や料理法、味つけなどの知識をもとに合うワインを選定し、さらに客の満足度を高めることとよく似ています。

取材協力先 田代 務

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