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不動産鑑定士のキャリアパス

不動産鑑定士のキャリアパス

不動産鑑定士のキャリアステップにはどのようなものがあるでしょうか。活躍するフィールドには主に不動産や金融業界が挙げられ、就職した企業で不動産鑑定士としての経験を積みながら知識を身につけていきます。また、独立して開業する不動産鑑定士もいます。

段階を踏んで確実にキャリアアップする

新卒で不動産鑑定士にはなれないため、多くは信託銀行、不動産デベロッパーやその他不動産事業に従事することになります。
不動産鑑定士資格登録のための実務経験を積むためには、社内で鑑定部があるようならその部署に異動させてもらうことです。鑑定部がなければ出向して鑑定士事務所へ行くことや、鑑定士事務所へ転職するのがよいでしょう。
不動産鑑定会社で勤務しながら、さまざまな知識を身につけて独立し、不動産鑑定士事務所を開設する人もいます。また、査定だけで物件を運用する不動産ファンドの運用担当に転職する人も多いようです。金融系として大手の銀行や信託銀行で活躍することはもちろん、もし英語ができればグローバルに活躍することも可能です。日本の不動産鑑定士はアメリカの制度を参考にしているので、キャリアアップして海外でも活躍できる仕事だとも言えます。
また、不動産鑑定士は宅地建物取引士の上位資格であり、宅建からのステップアップとして不動産鑑定士資格を取得する人がいます。仕事の内容は異なりますが、ダブルで資格をもっていれば相乗効果も高いと言えるでしょう。

幅広い知識や業務を身につけて独立する

ある不動産鑑定士は不動産鑑定士試験に合格した後、大手の不動産鑑定会社へ就職して4年後に不動産鑑定士資格を登録しました。その後は不動産鑑定士として億単位の大きな物件を扱うなど、5年間キャリアに磨きをかけてから独立し、不動産鑑定士事務所を開設しました。
前の会社では100億円をこえる不動産を見るなど、大規模なまちづくりにかかわる不動産を評価するケースがあり、やりがいを感じていましたが、企業に所属して活躍するのではなく、個人として信用されてその人に直接役に立ちたいと思ったことが独立のきっかけです。
現在は、個人でオフィスを経営するかたわら、NPO活動の支援委員としての活動や不動産事業所向けのアドバイザーなどを行っています。子どものPTA副会長などもつとめるなど、ワークライフバランスを考えた仕事を目指しています。
不動産鑑定士の仕事は一番いい選択肢を探すお手伝いをすることだと考え、問題解決を図るコンサルティングに力を入れています。不動産の鑑定価格評価は通常一つだけで最有効使用の価格が決定しますが、必ずしもみんながそれを望んでいるわけではありません。同じ不動産でも利用のしかたによって価格が違ってくるからです。そこで、複数の物件の価格を提示して、どのようにすれば不動産がうまく生きてくるかというシナリオを伝えます。不動産を生かすことは街をデザインすることであり、その概念がおもしろく、やりがいを感じるそうです。

取材協力先 田代 務

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