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不動産鑑定士の1日のスケジュール

不動産鑑定士の1日のスケジュール

不動産鑑定士はどのような1日を過ごしているのでしょうか。直接、現地に物件調査に出かけたり、役所へ赴いたりする日がある一方、パソコンの前で価格査定の作業を行う日もあります。不動産鑑定会社に勤務する場合と独立して開業する場合の不動産鑑定士のタイムスケジュールを見てみましょう。

不動産鑑定会社に勤務する不動産鑑定士の場合

9:00
 出社
 メールのチェックを行います。
10:00
 物件の実査(現地で物件の調査をすること)へ出かけます。出社後は1時間以内で行ける都内の物件が主になります。遠方の場合は出社せずに自宅から直接出かけます。
11:00
実査は所有者と管理者が立会いの下で行います。物件の内覧は通常1~2時間程度です。対象となる物件の優劣の比較、地価や周辺の環境状況、競合物件についても確認します。
13:00
 昼食
14:00
 役所調査に出向きます。市区町村の都市計画課で不動産の法的規制である都市計画法、建築基準法の規制について確認します。その後、物件の道路付けがどうなっているかなどの道路調査は道路管理課へ、土壌汚染があるかないかは市役所の環境課でチェックします。また、埋蔵文化財が包蔵地(遺跡などの文化財が埋蔵されている土地のこと)に該当していないかについては教育委員会で確認します。
16:00
 帰社
 この日に行った物件の書類整理を行います。鑑定評価の作業はパソコンでエクセルを使って算出しますが1物件につき最低でも3~4時間程度はかかるので、1日で終わらないことがほとんどです。
19:00
退社

物件実査と役所調査が一通り終わって、調査した物件のまとめを作成すると、翌日はオフィスでデスクワークです。不動産の資産の査定といって、価格査定をします。鑑定評価を行うには3種の評価手法を適用します。不動産鑑定会社の場合、鑑定評価は1週間に1件程度、年間にすると50件程度で、納期は1物件につき1カ月程度を要します。

独立して開業したある不動産鑑定士の場合

10:00
 毎週木曜日は経営者が集まる異業種のビジネス交流会に参加して、ミーティングを行い、情報交換をします。弁護士、税理士、社会保険労務士などのほか、さまざまな業種の経営者が出席しているので、業務的に競合せずお互いに紹介しあえるという利点があります。
12:00
ランチタイムミーティング。ランチをしながら情報交換を行います。
14:00
 オフィスに戻って、不動産評価書の作業を行います。物件の調査は週に2日程度で、週に2日はパソコンに向かって鑑定評価の作業です。
20:00
 業務終了

東京から名古屋ぐらいまでの距離なら日帰りで出張し、それ以外は宿泊を伴う出張です。物件がある土地の歴史や周辺環境などを知ることは重要で、不動産をただ見るだけではなく、バックグラウンドを調べないと鑑定評価できないためです。大半はイメージ通りですが、現場に行かないとわからないことは多く、昼と夜でも違います。そういう意味では、いろいろな視点であちこちを見て歩くのが好きな人が不動産鑑定士には向いているかもしれません。
例年、3月時点での鑑定評価を求められるので、期末である12~2月までは忙しい時期が続きます。独立してからは営業活動がメインのため、物件実査は年に30件程度です。

取材協力先 田代 務

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