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ピアニストの方に実際に会って話を聞いてみたいと思ったら、積極的に会いにいきましょう。きちんと誠意を持って訪問すればピアニストの方も快く受け入れてくれるはずです。その際には、礼儀正しくすることを忘れずにしましょう。実際にどのようにすれば会えるのか、現役のピアニストに聞きました。
どんどんコンサートに行ってみよう
コンサートで演奏する様子
ピアニストに会いたいと思ったら、まずはコンサートに行ってみましょう。普段は演奏を聴いたら帰ってしまうかもしれませんが、ピアニストは終演後にホワイエ(劇場やホールなどの、入口から観客席までの広い通路)に出てきたり、CD販売やサイン会を開催したりすることも多いので、話せるチャンスはあります。ピアニストが終演後に出てこない場合は、会場にいるスタッフの方に「ピアニストの●●さんにお会いしたいです」と声をかければ許可を取って楽屋に案内してもらえる場合もありますよ。
私も実際に小学生の子がお花を持って来てくれたので、お会いしたことがありました。ほかにもお手紙をくれた方や、一緒に写真を撮った方、握手した方もいますね。ファンが会いに来てくれて嬉しくないピアニストはいません。礼儀正しくすれば大丈夫ですので、ぜひコンサートには積極的に行ってみてください。しかし、ピアニストのスケジュールやセキュリティーなどの都合により、会えないケースがあることも把握しておきましょう。
私自身も学生の時にドイツの有名なあるピアニストが好きで、コンサートで来日したときに会いに行ったことがあります。東京や横浜で行われていたコンサートに何回も足を運んで、最後の公演時には直接お花を渡して写真も撮ってもらえました。海外の方でも気さくに対応してくれました。
ホームページから問い合わせてみる
コンサートの日に話せなかったり、なかなか会場に足を運べなかったりする場合は、ピアニストに直接問い合わせてみるのも一つの手かもしれません。多くのピアニストのホームページなどには、問い合わせ用のメールフォームが用意されています。実際に私も、コンサートの後日にメールで「レッスンに通うのは難しいかもしれないけれど、一度だけでもいいからピアノの演奏を聴いてほしい」と連絡が来てアドバイスをしたことがあります。公開レッスンを開催しているピアニストもいるので、申し込んでみるといいと思います。
SNSで連絡を取ろうとしてしまうと返事がもらえないかもしれないので、ホームページなど正規の窓口で問い合わせてみるのが一番いいでしょう。プライベートなことや個人的な質問ではなく、きちんとした音楽の質問であれば対応してくれると思います。
伊藤 慧
フェリス女学院大学音楽学部卒業後、数多くの奨学金を授与されシュツットガルト音楽大学、ブレーメン芸術大学にて学ぶ。国内外のコンクールにて入賞多数。これまでにポーランドクラクフ国立室内管弦楽団、神奈川フィル等と協演。サウンドインレーベルより4枚のCDをリリース。