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柔道整復師は自分らしく活躍できる?

柔道整復師は自分らしく活躍できる?

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柔道整復師といえば、整骨院や整体院で施術をしてくれる先生を思いだしてみても、男性が多いイメージがあるかと思います。女性が目指すことは難しいのでしょうか。職場の男女の割合はどの程度でしょうか。女性で柔道整復師を目指す場合にはどのようなことを意識すると良いか、ある柔道整復師に聞きました。

柔道整復師は男性が多い職場ではあるが、女性が活躍できないわけではない

骨盤矯正をしている様子
骨盤矯正をしている様子

整骨院や整体院に行くと、施術してくれるのは男性の柔道整復師さんが多いと思います。実際、私が通っていた専門学校のクラスにも男性が28人、女性は2人しかいませんでした。現在でも男女比は大きく変わっていないようです。業務の中で力を加えたり、男性の大柄な患者を自分の体全体で支えたりしなければいけないことも多く、必然的に男性が多い職業であることは事実です。しかし、女性だから絶対にできない仕事だということはありません。
ひと昔前では、整骨院にも骨折した患者が多く来院していました。骨折した患者の治療にはかなりの力と体力が必要とされることもあり、女性の柔道整復師には難しいと言われていたのは事実です。しかし近年、骨折した患者の多くは町の整骨院ではなく、病院での治療を行う人が増えてきています。そのため、整骨院・整体院への勤務を選べば骨折の治療をすることはほとんどありません。女性の柔道整復師だからできないものや難しいものというのはあまりないと考えてよいでしょう。
むしろ、整骨院や整体院に来る女性の患者の中には「女性の柔道整復師のほうが安心だ」と言う方も多くいます。女性だからこそ喜んでもらえることもあるのです。

自分ができることを探し、能力を最大限生かすことが大切

女性で柔道整復師を目指している方は、デメリットを考えるよりも自分には柔道整復師として何ができるだろうか、と考えることの方が大切だと思います。
私の知り合いには、国家資格取得後に整骨院で知識や技術を磨き、その後女性のためのサロンを開業するといった目標をもっている女性の柔道整復師もたくさんいます。男女問わず、多くの柔道整復師は開業を目指しますが、国家試験合格後2~3年で開業する人が多いようです。ほかの職種と比べると独立までの期間は短いかもしれませんね。
しかし、私は新人時代に経験豊富な先輩柔道整復師の元でたくさんの失敗を経験できたことが、今の自分の糧となっていると思います。新人時代は自分には何ができるのか、何が苦手で何が得意なのかを知ることができるチャンスだと考えるからです。

取材協力

村上 一仁 (柔道整復師)

北海道出身。小さい頃から運動が好きで、スキーや水泳、サッカーなどをしている時にケガをして整骨院に通うことがありました。 その時の経験から将来、ケガをを治す柔道整復師に就きたいと思い、赤門鍼灸柔道専門学校に入学。 病院、鍼灸院、整骨院での勤務を経て、東京都葛飾区でつばさ整骨院を開業しています。

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