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柔道整復師の20年後、30年後はどうなる?

柔道整復師の20年後、30年後はどうなる?

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柔道整復師という仕事は直接患者に自らの手で施術を行うため、AIの進化により大きな影響を受けることはないと思うかもしれません。むしろ、AI技術の発達により簡易化される業務が多く、20年後、30年後はより施術に専念できる環境が整うとみられています。ある柔道整復師にお話をうかがいました。

事務作業やレセプト(診療報酬明細書)などをAIにまかせることで柔道整復師は施術に専念できる

柔道整復師の未来イメージ
柔道整復師の未来イメージ

柔道整復師は自らの手で患者に触れ、診察し、その施術内容を決めていきます。医者やそのほかの一般的な仕事と比べ、柔道整復師の仕事は薬や機械を使用することはほとんどないこともあり、あまりAIによる影響はなさそうなイメージがあるかもしれませんね。
そんな柔道整復師ですが、実はAIの発達による影響はおおいにあります。特に1人で経営している整骨院や少人数で運営している整骨院などでは助かることが多くあります。
例えば、AIが今後発達していくことで受付業務などの事務作業が今よりも簡略化され、余計な作業が減りますし、事務作業などに費やす時間も減ることが予想されます。すると、柔道整復師はひたすら「人間にしかできない」ことだけに専念できるというメリットがあります。

機器にAIが組み込まれることで、より効果が得られる

さらに、AIが組み込まれた機器が今後開発されることで、現在よりも効果の高いものも出てくるのではないかと考えています。より患者の体を正確に解析し、ピンポイントで痛みを取ることに関しては人間以上に活躍してくれるかもしれません。
とはいえ、機械には限界のある、ほぐしやマッサージなど人間の手にしかできない施術もたくさんあります。AIなどの機械にまかせることができる部分は、機械にまかせることで効率よく、より多くの患者を助けることが可能になります。効率が上がれば自分の理想とする施術に集中したり、新たな施術を開発したりする時間も生まれるでしょう。もちろん、プライベートな時間を生み出すことも可能です。
一方で、それだけAIが搭載された機器が進化すれば、中途半端なスキルしかもっていない柔道整復師は、仕事がなくなってしまう可能性も考えられます。
単純にマッサージや施術でも「押す」ことと「圧を入れる」ことはまったく異なります。「押す」のはただ表面を押すだけ、「圧を入れる」のはしっかりと筋肉の内部にまで力を加えるのですが、それを理解できない柔道整復師は表面だけを「押す」だけで、筋肉の深い部分を緩めることができません。
そのため、AIなどの機械が発達すると「圧を入れる」ことに関しては、機械にもできてしまう時代が来ることが予想されています。機械に負けてしまうようなレベルの施術しかできない柔道整復師は、仕事がなくなってしまう可能性も考えられます。
そういう意味ではほかの仕事同様、人間にしかできないこととそうでないことを、しっかりと見極めたうえで自分のスキルを磨いていくことが大切です。

取材協力

村上 一仁 (柔道整復師)

北海道出身。小さい頃から運動が好きで、スキーや水泳、サッカーなどをしている時にケガをして整骨院に通うことがありました。 その時の経験から将来、ケガをを治す柔道整復師に就きたいと思い、赤門鍼灸柔道専門学校に入学。 病院、鍼灸院、整骨院での勤務を経て、東京都葛飾区でつばさ整骨院を開業しています。

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