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私立大学/石川

カナザワコウギョウダイガク

金沢工業大学 工学部

定員数:
520人

情報技術を活用し、未来のものづくりができる技術者に

学べる学問
  • 機械工学

    我々の生活に欠かせない“機械”について科学し、研究する

    機械工学は、生産機械や自動車、医療機器といった機械やその部品などについて、設計から材料の加工、実際の使用方法までと、実に広大な領域を扱う学問です。試行と分析を繰り返す地道な研究を通じて、よりよいものを作り出すことを目指します。まずは基礎となる力学や数学、設計に使うソフトウエアの使い方や関連する各学問について学ぶことで基礎を固め、徐々に専門的な学びへと進んでいきます。多くの授業では実習や実験が行われ、実際に手を動かしながら、知識や技術、機械工学研究の手法などを身につけていきます。ものづくりをしたい、なかでも目に見えるものを作りたいという人に向いています。卒業後の進路は、機械系はもちろん、材料系や、電気・電子関連にも広がります。また、機械でものを作っている企業では必ずそれを扱う人が求められるため、こうした職種で活躍することもできます。

  • 航空・船舶・自動車工学

    航空・船舶・自動車について科学し、それらの安全性、快適性などを研究する

    機械工学のさまざまな研究成果が生かされた応用編にあたる。実験や実習を通して、輸送用機械及び乗物としての効率や精度などを追求すると同時に、安全性や快適性、環境へのやさしさなどを研究する。

  • 通信工学

    音声・画像を伝送するための新しい理論や技術を研究

    通信工学とは、パソコンやスマートフォンなどのコンピュータ関連やそれぞれをつなぐネットワークについて研究する学問です。通信とは、送信者から受信者へ情報を伝達すること。研究対象は、ハードウエアとソフトウエア、アナログからデジタルまでと多岐にわたります。数学と電磁気学を基礎とし。同時に、通信工学の基本となるコンピュータやネットワーク、プログラミングや電気回路などについて、座学と実験を通じて理解を深めていきます。IoT化が進むことを考えると、卒業後の活躍の場はあらゆる分野に広がっていくでしょう。

  • 電気工学

    新しい電子材料の開発や電機の利用技術の研究を行う

    電気工学とは、電気にかかわるありとあらゆることを研究する学問です。エネルギーとしての電気の効率的な活用方法を考える分野、電気回路や半導体について研究する分野のほか、情報・通信や光など、その研究領域は多岐にわたります。まずは高校範囲の物理や数学を復習し、電気工学を学ぶ基盤を固めます。さらに、電磁気学や電子回路といった基礎科目を学び、各専門領域の基本を学びながら電気について理解を深め、専門の研究を進めていくことになります。私たちの生活に欠かせない電気は、あらゆるものづくりの基礎となるものです。知識と技術を生かせる場は非常に多く、卒業後の進路も、電気、機械、IT、建設などさまざまです。

  • 電子工学

    情報化社会の生活に欠かせない電子の基礎や応用を学ぶ

    電子の性質を解明し、コンピュータのハードウェアや携帯電話、CDなどのデジタル系機器で使われる信号、情報を伝達する音波や電磁波の現象や利用法をハード・ソフト両面から学ぶ

  • 画像・音響工学

    画像や音響について研究し、それら処理技術を学ぶ

    画像・音響の処理技術を学ぶ。実験・実習を通して、コンピュータ・グラフィックス(CG)の技術とその応用を研究するのが画像工学であり、音のデジタル処理や音波の利用などを研究するのが音響工学。

  • 土木工学

    建物や道路など、社会を支える生活基盤を作る技術を学ぶ

    自然要因や社会的要因を考慮に入れながら、道路・鉄道・電気など、生活の根幹となるものの構築の方法と技術を、実験やフィールドワークを通して学ぶ学問。

  • 材料工学

    現代社会が求める新機能をもつ材料を開発

    材料工学とは、新たな材料を生み出すことや、それらを活用するための技術を開発・研究する学問です。「そのままでは有効活用が難しい」とされている物質でも、加工することによって利用価値の高い「材料」にできます。まず、化学、物理、数学といった科目と、材料工学の基礎を学びます。ここで物質の特性をしっかりと理解し、次のステップとして、現在使われている材料について、実験も交えて身につけていきます。金属、無機、有機材料について横断的に学ぶことで理解を深め、専門的な学びや研究へと進んでいきます。

目指せる仕事
  • 航空機・船舶技術者・研究者

    航空機や船舶の技術開発や研究を行う

    飛行機や船舶の船体から中で使用される電気・電子装備などすべての機器類の設計・開発を行う。パーツごとに、それぞれが高度に専門科しているので、チームを組んで開発にあたる。特に大型旅客機は国内では生産していないため、海外メーカーと共同で部品や内部設備の設計・製造に取り組む企業もある。

  • 自動車開発・設計

    さまざまな分野の技術者が力を合わせ、新車を作り上げていく

    自動車メーカーで、新車の設計や開発を担当する技術者。商品企画部門が考え、社内会議で採用された新車のアイデアを、技術力を生かして形にしていく。担当は、外観の設計、内部構造の設計、エンジンの開発、制御システムの開発といったように細かく分かれており、デザイン、機械工学、電気・電子工学、ITなど多様な分野のスペシャリストが活躍している。それぞれの部門が連携しながら技術的な課題を解決し、何度も試作車を作って、企画に沿った自動車を完成させていく。

  • 機械技術者・研究者

    機械製品や部品の設計から開発まで

    家電製品、通信機器、OA機器など、様々な機械製品の設計・開発をはじめ、製品に必要なパーツとなる部品の製作も手がける。設計用の製図を描いたり、部品の構造や形状・寸法、使用材料など全体の製作工程に関する知識や技術が必要となる。製造後も、改良ポイントの整備をはじめ、新しい技術の導入など常に進歩が求められる。

  • 電気主任技術者

    安全な電気利用に欠かせない

    電気工作物の工事の監督のほか、電気を送り出す管理室で電気が滞りなく供給されているかどうかや、故障があった場合の処理をする。電気を安全に供給、運用する際の監視人のような役割を担う。電気は取り扱いを間違えると大きな事故の原因ともなるので管理責任は大きい。

  • 電子機器技術者・研究者

    電子回路の組み込まれた製品の開発・研究

    冷蔵庫やテレビなどの家電製品をはじめ、パソコンやインターネット技術などあらゆる電子機器の回路設計や製造技術などの開発を行う。電子回路そのものの研究や、新たな電子機器への応用技術などを研究する人もいる。

  • 通信技術者

    新しい通信技術や通信ネットワークの開発者

    携帯電話をはじめ、身のまわりの通信機器をみるだけでも日々新しい技術が導入され進歩を続けている。そんな通信の世界で、より進んだ技術を生み出し、高度で便利なネットワークを生み出していく。

  • 半導体技術者・研究者

    ダイオードやトランジスタ、集積回路(IC)などに組み込まれている半導体に関する技術の研究や開発を行う。

    コンピュータや冷蔵庫、電子レンジなどの家電製品、携帯電話など、あらゆる電気製品の小型化・高性能化に成功しているのは、半導体がチップやLSIに大量に組み込まれるようになったから。半導体技術者は、この半導体を開発し、いかに効率よく限られた基盤の中に収めるかを設計し、チェックを繰り返して製品化する。半導体を専門に扱うメーカーのほか、電気・電機メーカーはじめ、さまざまな企業が手がけている。さらに企業の枠を超えて半導体の学会で論文を発表し、大学や各種研究機関とともに研究を進める半導体研究者も多い。

  • 測量士

    建造物を造るための最初の仕事

    住宅をはじめとする身近な建物から道路や橋といった巨大な建造物まで、あらゆる建設工事において最初に行う作業が測量です。測量士は、工事予定地の正確な位置や高さ、長さ、面積などを専門的な機器と技術を駆使して測定し、そこで得た数値を基に図面などを作成します。測量の結果によって開発計画を決定したり、建造物の建設条件を変更したりします。測量にミスがあると、工事の進行が遅れるだけでなく、完成した建物の安全性に問題が生じることがあります。測量士には誤差のない正確な仕事が要求されるため、社会的に重要で責任も大きな仕事といえます。

  • 土木施工管理技士

    工事全体の計画、監督者

    トンネルやダム、橋梁建設工事前などに、土地の土質を調査して、工事に適した土木材料を選定し、地盤の強度を決める。さらに工事全体の計画を立て、監督業務や指導をする仕事。大きなプロジェクトでは、複数の管理技士が分担してあたることもある。

  • 土木・建築工学技術者・研究者

    建造物の基本となる土木工事や建築工事などの安全性や効率などを考えた新しい施工技術の開発、研究を行う。

    さまざまな建造物の土台となるのが土木工事。また、道路建設のような建造物のない工事は、土木の仕事。それらの土木工事の計画から設計、施工、管理などのリーダーとして全体を把握し、現場がスムーズに動くように采配をふるうのが、土木工学技術者。一方、建築物の強度や耐震性など、安全面を重視した工法や建築工学に基づいた施工技術を考え、建築現場の管理をするのが建築工学技術者。これらの技術や工法などの研究を、大学や関連研究施設で行うのが土木・建築工学研究者だ。

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初年度納入金:2024年度納入金 171万5000円  (このほか諸会費2万9700円が必要です)
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金沢工業大学 工学部の募集学科・コース

環境や医療まで幅広い分野に機械技術を活かす

先進機械システム工学科
※2025年4月設置予定(構想中)

デジタル技術を活かした生産技術で、ものづくりの課題に応える

航空宇宙工学科
※2025年4月名称変更予定(構想中)

宇宙機や航空機の飛ぶ仕組みや材料を学ぶ

電気エネルギーシステム工学科
※2025年4月設置予定(構想中)

電力・エネルギーや電気機器・パワーエレクトロニクスなど、全ての産業の基盤となる電気技術を学ぶ

電子情報システム工学科
※2025年4月設置予定(構想中)

スマート社会実現に向けて、半導体エレクトロニクスや通信・電波、音響・映像などの技術を学ぶ

災害から人命を守り、安心で豊かな生活を目指す

金沢工業大学 工学部のキャンパスライフShot

金沢工業大学 やつかほリサーチキャンパスの専門的な実験設備で、実用化レベルで社会実装型の研究を行っています。
やつかほリサーチキャンパスの専門的な実験設備で、実用化レベルで社会実装型の研究を行っています。
金沢工業大学 移動通信システム用アンテナや電波伝搬を研究。
移動通信システム用アンテナや電波伝搬を研究。
金沢工業大学 ドローンや近赤外画像、熱赤外画像を分析し、植生の変化、土木構造物の点検などに利活用できる方法を研究。
ドローンや近赤外画像、熱赤外画像を分析し、植生の変化、土木構造物の点検などに利活用できる方法を研究。

金沢工業大学 工学部の学部の特長

工学部の学ぶ内容

学びの特徴
従来のものづくりの学びに加えて、これからのものづくりで必要とされる情報スキルを修得し、DX/GXに対応する技術者を育成します。
機械工学科、先進機械システム工学科、航空宇宙工学科、電気エネルギーシステム工学科、電子情報システム工学科、環境土木工学科の6学科で構成されます。
機械工学科(2025年4月設置予定構想中)のキーワード
材料・熱・流体、機械設計、環境・エネルギー、バイオメカニクス、複合材料、自動化技術、自動車用次世代パワートレイン、省エネルギー技術
先進機械システム工学科(2025年4月設置予定構想中)のキーワード
ものづくりデザイン、材料創製・加工プロセス、超精密加工、スマートマニュファクチャリング
航空宇宙工学科(2025年4月名称変更予定構想中)のキーワード
飛行制御、自律ドローン、惑星探査航空機、環境適応型ジェットエンジン、宇宙推進エンジン、軽量複合材構造
電気エネルギーシステム工学科(2025年4月設置予定構想中)のキーワード
電力・エネルギー、電気機器・パワーエレクトロニクス、電気材料・蓄電デバイス
電子情報システム工学科(2025年4月設置予定構想中)のキーワード
半導体エレクトロニクス、通信・電波、音響・映像
環境土木工学科のキーワード
土木設計・情報施工・メンテナンス、防災・減災(レジリエンス)技術と自然環境の調和、地理空間情報×高次元計測、交通、国土・都市・地域計画

工学部の施設・設備

夢考房プロジェクト
実社会のリアルな問題に取り組める課外活動プログラム。燃費2416km/Lという国内学生最高記録を持つエコランや人力飛行機、ソーラーカー、ロボットなど本格的なものづくりに取り組んでいます。工学部の学生が多く所属し、授業で学んだ知識を実装・具体化しています。

金沢工業大学 工学部の就職率・卒業後の進路 

■主な就職先(2023年3月機械工学科、航空システム工学科、電気電子工学科、環境土木工学科卒業生実績)
アイシン、味の素冷凍食品、インテック、川重岐阜エンジニアリング、カシオ計算機、関電工、きんでん、熊谷組、小松製作所、五洋建設、三協立山、GSユアサ、澁谷工業、清水建設、スズキ、SUBARU、住友電装、セーレン、セイコーエプソン、大成建設、竹田設計工業、東亜建設工業、東海旅客鉄道、東京エレクトロンデバイス、東洋建設、ニコン、西日本旅客鉄道、西松建設、NIPPO、日本精機、バンダイ、日立Astemo、日立建機、北陸電力、三井住友建設、ミネベアミツミ、フタバ産業、本田技研工業、ヤマハ発動機 ほか

金沢工業大学 工学部の問い合わせ先・所在地

〒921-8501 石川県野々市市扇が丘7-1
TEL.076-248-0365

所在地 アクセス 地図
扇が丘キャンパス : 石川県野々市市扇が丘7-1 「金沢」駅から兼六園口(東口)10番のりばより乗車、バス停「金沢工業大学」下車 30~40分

地図


金沢工業大学(私立大学/石川)

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